アイルランド・ギネスビール



2002年のワールドカップが日本で開かれて

イングランド・アイルランドのフットボールチームとともに日本で注目された

アイルランドの真っ黒いビール「ギネスビール」。

もともとは明治時代から日本の輸出されていたらしいけど。歴史は長いのね。

詳しい歴史とか何とかはこちらのサイトで→
GUINNESS WEB SITE


見た目は本当に真っ黒で、その上にはうす黄色のものすごくクリーミーな泡が

本当に、ビールの泡とは思えなくらい、生クリームのようにクリーミーな泡が。

ギネスは、まさに、この「キメの最高に細かい泡」が特徴とも思うのでしよ。


酔っ払ったおじさんが教えてくれたことには、このギネスは女性に良いビールだとか。

というのも、鉄分が多いんだって。別名「アイアンビール」。何じゃそりゃ。

でも調べてみたら、これは本当らしい。嘘じゃなかったのね。おじさんごめんなさい。


実際に飲んでみたいわぁ、と思う人は、缶ビールで日本でも見かけた。

サッポロが出している。いくつかの酒屋で目撃。

でもデモでも、このギネスはドラフト(生)で、注いでもらって、あの泡を楽しまなきゃ!!


紀伊国屋書店で「PEN」という雑誌のバックナンバー特集をしていたときに立ち読んだのだけれども、

ひょっとして、今、日本ではアイルランド・パブが人気??

それには「ギネスが飲める店」特集でいろんな店がのっていたけど

どれも見た目はとてもステキそうだった。

そのうちの一つがさほど遠くもない場所だったので、"chabokiyo"と出かけてみることに。

ということで、日本に帰ったときに、東京は新宿にある、アイルランドパブに潜入してみました、とさ。


その名も「
THE ANGEL」。コマ劇の裏の東宝会館の地下。

カウンターあり、木の椅子・机があり、暗い照明。大きなフットボールのスクリーン。

音楽はもちろんアイリッシュ。こちらのパブの内装を見事に再現していて、ちょっと驚いた。

で、カウンターに居るのはもちろん白人男性バーテンダー。もちろん会話も英語(はっはぁ)。

だから、注文形式も、見事にこちらのパブを再現。(詳しい注文方法は
イギリス・パブを見てね)


ということで、店に入ったら、席を見つけて、財布を持って自分で注文をしに行かなければなりません。

まぁ、席に座っていれば、きっとそのうちに店員が聞きに来てくれるのかも知れないけど。

我々も席を陣取り、ギネスを頼みにカウンターへ。

で、注いでもらってその場で支払いなんだけど(ファーストフードに似てるね)

そのときの値段を聞いてちょいとびっくり。1杯、800円だとぉぉ・・・????

確かにイギリスでもギネスだけは他のビールに比べて値段がちょっと高い。

(パイントで普通のビールが£2.20だと、ギネスは£2.95くらい)

うーん。これはちょっと、気軽に飲むにはかなり高級品だなぁ、と思いつつ。


そんな値段のせいなのか、パブにはつき物の「飲んだくれてるおじちゃん」たちは居ないし

フットボールマニアな汗臭い男たちも居ないし、タバコの煙い空気もない(あまり柄の悪い人はいない)

イギリスのパブをかなりおしゃれに、綺麗にしたって感じで、それはそれで面白かった。


余談で。

あの「ギネス・ブック」というものがあるよね。世界記録の記録本。

あれをはじめたのは実はこのビールの元の製造会社ギネス社。

パブで、おいしくギネスを飲みながらの小話ネタ本として当時の記録を集めて出版したんだそうな。

それが口コミでどんどん広まって、いよいよ世界的なものになってしまった、ということらしい。

だから本の名前は、このビールの名前「ギネス」が使われている、ということ。

今はこのギネス社は買収されて別な会社で運営されているらしいけど

ここまで有名になっちゃったもんだから、名前はそのまま残しているんだそう。

ギネスブックのギネスビール。日本でも試せるので、是非一度、お出かけを。



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