シャンディ



何か、ちょっとかわいらしいこの呼び方は、イギリスのパブでよく耳にする。

イギリス本場の、ビールの飲み方、というか、一種のカクテルなのかもしれない

あまりほかの国ではみたことがない、というか、言っても通じなかったしなかったんだけど。

ご存知の人はいるだろうか?私はこっちに来るまで知らなかった。

ちなみに、この飲み方は、私の前のホストファザー、トニーが好きだった飲み方である。

だから私も結構早いうちからこの飲み方は覚えた。



いったい何であるかというと、ビールの炭酸割り。

1パイント(約500ml)のグラスの半分に炭酸(レモネードというが、日本のスプライトだ)を入れて

その後からドラフトのビールを継ぎ足しながら入れる入れ方。

これは普通のビールを1パイントを飲むのはつらいとき、さりげなくシャンディにして、

自分は呑んでいる振りをするのに便利。

さらには健康のことを考えて、酒の量減らしたいんだよなぁ、って方もきっとお勧め。

日本で、ウーロン茶割といいつつ中身はウーロン茶、みたいな、それに近い存在



このときの炭酸は、炭酸が効いていて、甘いほうが美味しい。

ただのソーダ(甘味ゼロ)だと、何かただビールの味が薄まるだけなので、まずい。

たぶんスプライト、セブンアップ、そんな感じ。ジンジャーエールが一番良いのかもね。

パブではほとんどレモネード(と呼ばれる物、味はそのまんまスプライト)で割るけど。



味も決してまずいわけじゃなくて、すごく飲みやすくなる。

というか、同じ炭酸同士で割りなので、のみ口はすっきりだし、ビールの味は程よくするし。

本当に、ビールのカクテルって言った感じだ。

ビールのカクテルというと、日本では「レッドアイ」って感じだったと思うけど

こっちではあまり聞いたことはない、というか、そういうパブにはないなぁ。

こっちのシャンディのほうがずっとポピュラーなので。



本来はエールにジンジャーエールを入れるらしい。

でも、普通のパブで注文するとビールは何か、と聞かれるので、私はいつもラガーと言っている。

ギネスだけは試したことはないな。なんか。どうなんだろ、おいしいのかなぁ?



あ、イギリスでは、ビールを注文するときに、品名を告げるか、種類を言わないといけない。

ラガーって言うのは、あのキリンラガーのようなビールのこと。色が黄色くて、日本のビールに近い感じ。

日本でもこのシャンディってあるのかなぁと思ったら、ないみたいで。

ラガーでもいけるんだから、日本でできるのになぁ。しかも、結構ウケルとも思うんだけど。



しかもビールはちょっと苦手・・・って言っているあなた。

私の知人はこれでビールが飲めるようになりました。

だまされたと思って、ぜひ、お試しを。




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