チャーハン


英語名では「Fried Rice フライドライス」。

フライパンで焼く調理方法を「Fry　フライ」または「Stir-Fry　ステアフライ」という。

いや、ステアフライのほうは「炒める」か。だから、目玉焼きは「フライドエッグ」。

では、日本でエビフライとかの一般的に言われる「フライ」はなんと言うかというと「Deep Fry　ディープフライ」。

てんぷらはそのままでも通じるけど説明する時は「ディープフライド　ベジタブル」とか。

正確にはこれだと素揚げになってしまうけど。

これに使う米は、細長い米がよく似合う。日本のお米は丸いタイプで水気が多く粘るが、

こちらは基本的にタイ米っぽいおこめ。パサパサしている。最初はなんか臭いもあるし、と思って倦厭していたが

これに慣れてくると、結構美味しいのよね。カレーとかにも、もう最高。

汁物系（カレーとかかけるもの）、炒め系はダントツ、こっちの細長い米のほうが合うと思う。

調理時間は、これもいたって短い。これは、イギリス人にも人気。

材料　　4人分

炊いたお米　　大きな茶碗4杯分

豚挽き肉　　100グラムくらい

ねぎ　　1本

にんにく　　1粒の半分

しょうが　　一かけ

卵　　2個

サラダ油　　大さじ　３＋２

塩･こしょう　少々

作り方

１．　しょうがはおろし金ですっておく。にんにくは叩いてつぶす。
　　　ねぎはみじん切り。卵はほぐしておく。
　　　中華なべがあればそれで。なければフライパンに大さじ3のサラダ油を熱する。火は最後までずっと強火。

２．　鍋から煙が出てきたら、まずはにんにく・しょうが･ねぎを入れて炒める。

３．　ねぎがちょっと焦げたくらいで肉を入れて炒める。
　　　肉の色が変わり、肉の水気が飛んでから、卵を鍋の周りから回して入れて炒める。
　　　この間、鍋はかなり荒くかき混ぜっぱなし。

４．　卵に完全に火が通り、ちょっと焦げてきたくらいで、塩･こしょうでちょっと濃い目に味付け。

５．　味付けしたらやっとご飯を入れる。ここで油を大さじ2くらい、鍋の周りから足す。ざっざっと炒める。

６．　米に油が回ったくらいで、鍋に米を広げて、バチバチちょっと色をつける感じ。
　　　こげる前に火を止める。鍋に火を入れてからここまでで、およそ5分。

＊オプションで細く千切りにしたザーサイもよく使うそう。その時は塩は入れない。
　入れるタイミングは卵のあと。