Bubble & Squeak
の作り方



これは「バブル アンド スクイーク」と読む。この「Squeak」はネズミなどが「チュウチュウ」言う、音のこと。

なので「泡とチュウチュウ」・・・・意味は不明。由来も知らない。誰に聞いても知っている人はいない。

で、これは何かというと、イギリスに古ーくから伝わるじゃが芋料理。

マッシュポテトに色んな野菜のみじん切りを混ぜて焼いた、じゃが芋のパンケーキのような物。

昔々、イギリスは毎曜日で食事のメニューが決まっていた。金曜日は魚の日。日曜日はローストの日。

で、毎月曜日がこの「バブルの日(&以降は普通省略)」だったそうな。

なぜかというと、日本の正月のおせち料理と同じ。

日曜日にお母さん達は頑張って料理します。で、月曜日は準備の要らない楽な料理で、お母さん達が楽をする。

という意味があったという話と。

もう一つは、日曜日はローストでたくさんの食べ物が出るのだが、食べきれる訳ではなく。

なので、日曜の残り物を一気に片付ける、という意味があったという話も。

作り方はとても簡単だが、これもれっきとしたイギリスの伝統じゃが芋料理。ぜひお試しを。

 


材料 4人分

じゃが芋   一人2個半×人数分=8個〜10個くらい

キャベツ   半個

オイル  適当

*このときに使うオイルは、本当は「ロースト」で出た「肉汁油」を使うのだそうで、それじゃないと美味しくないそう。
でも、そう簡単にロースト油なんて用意できないので、それだったら代用品を使うと。
普通に鳥を焼いたり、豚を焼いたりした後の「油」を使うと、同じ。
要は、きれいな油ではなく「肉を調理した汚い油」を使うことがポイント。
ちなみに魚は駄目駄目。生臭くなっちゃうので(体験者)。どうしてもなかったら、バターが一番美味しいかな。

 


作り方

1.じゃが芋は皮をむいて適当な大きさに切って茹でて柔らかくしておく。

2.キャベツは塩茹でした後、荒く刻んでおく。

3.茹で上がったじゃが芋は火からおろし、水をよーく切り、熱いうちにじゃが芋をつぶす。きれいじゃなくて荒くてOK。

4.3のじゃが芋に2のキャベツを混ぜて、軽くつぶす。

5.熱を取り冷めたら冷蔵庫へ。そのまましばらく寝かせる。

6.フライパンに「汚い油」を引いて強火。じゃが芋のネタを「ペッタン」とたたきつけるようにフライパンにおく。
イメージはお好み焼き。このとき固まらなくてバラバラするけれども心配なし。すぐにまとまる。

7.ネタが「プツプツ」いってきたらひっくり返す。このとき壊れちゃっても心配なし。すぐにまとまるので。

8.両面にいい焦げ目がついたら出来上がり。皿に盛る。このとき壊れやすいので注意。壊れちゃったらきれいにまとめる。

 


食べ方


イギリスでクリスマスの次の日は、ターキーとこれが定番。



またこの付け合せとして欠かせないのは「ピクルス」。絶対に「ピクルス」。種類は問わず。



ちなみに「ピクルド・オニオン(小玉葱のピクルス)」はクリスマスに欠かせないもの。一番好く合う。

ローストの次の日なので、一緒に食べる肉は「コールドミート(昨日の残り肉)」が多い。つまり、冷めていて冷たい。

なので一緒に食べるものもハムとかがいいと思う。何となく。まぁ、なんでもOKだけれども。


あと、入れる野菜はなんでもOK、もともと残り物を入れていたので。

入れて美味しい物は、キャベツ、人参、アスパラ、葱なんか。でもキャベツだけがシンプルで一番美味しい。

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