味噌そうめん
世間一般では、そうめんは夏の食べ物と相場は決まっているようであるが、
そんなことは関係なく、一年中そうめんを愛されている方々もいらっしゃるわけで、
そのお宅にお邪魔すると、一年中そうめんが食べられる訳であり
そんなこんなで私もそうめん好きになりました。
このそうめん好きのおじさんの為に、以前「流しそうめん機」なるものをプレゼントしたことがあり。
それで1年中流しそうめんが楽しめるようになった。
この機械に氷をいっぱい浮かべて、冷たくしてから麺を流す。
もうお互い大人なので、麺を取り合う喧嘩もないし、おいしくいただける。
話は流れるが、流しそうめんというと、子供の頃の記憶で
山梨の「オジロ川」というところによく行ったような。
その流しそうめんは、銀色の円卓になっており、まるで巨大な綿菓子の機械の用でもあった。
で、その真ん中の器に麺を入れると、その周りに開いた穴らしきところから麺が出てくる仕組みで。
まさしく綿菓子と同じ原理。
円卓なので、どこが川上、下ということも無く、比較的喧嘩も少なく食べられたような。
世間一般では、そうめんのめん汁は醤油と決まっているようであるが、
そのそうめん大好き一家のめん汁は醤油じゃございませんで、なんと「味噌」を使って作るのである。
この味噌味のめんつゆ、初めて食べたときはとてもビックリ。
「こういう味もありだよなぁ」とたいそう感心&感動したもんで。
何でも長野や川越の一部では、この味噌のめんつゆで食べるんだそうで。
そう言われると、この味噌そうめんの味は、なんだか田舎を髣髴をさせるような
決して都会の味ではないけれども、きっとヤミツキになること請け合い。
作り方もごく簡単で、誰でも作れると思われるし。
大切なことは、麺もめん汁もよーーーく冷やしておくこと。
あと、そうめんの麺は「揖保の糸」であること。
これはこの一家のこだわり。
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