博多ラーメン
chabokiyoと対談形式で博多ラーメンの茹で方を語る。
chabokiyo:
これは「元祖 長浜ラーメン」というお店。
しのいず:
あれ、値段が安いんだねぇ。ラーメン。
chabokiyo:
この潔いメニュー
しのいず:
そうだね(笑)
chabokiyo:
店に入ったら人数を言うだけ。
しのいず:
なんか、ホープ軒みたいだね、あ、でもそれよりもメニューは少ないか。
chabokiyo:
ちなみに麺の「茹で加減」。「固め」、「バリカタ」。その上はなんでしょう?
しのいず:
へ??
chabokiyo:
博多では「通の食いカタ」とされてる。らしい。注文の時に言う言い方。なんでしょう?
しのいず: うーんと、「かた」
chabokiyo:
それは、「カタメ」
しのいず: そうか。じゃ、「かたまり」
chabokiyo:
ブー。違います。
しのいす:
うーん、「ハード」
chabokiyo: ブー。降参?
しのいず: そのまま、「ナマ」
chabokiyo:
せーいーかーいー
しのいず:
え?ええ??
chabokiyo:
麺をそのままスープに入れます。
しのいず:
なmな? 生??ええーー!
chabokiyo:
3秒で出てくるらしい
しのいず:
すごい。あたったー。
chabokiyo:
僕は食べたこと無い。
しのいず:
ありゃ、通じゃないねぇ
chabokiyo:
だって、美味しくなかったら、いやじゃん
しのいず:
でも通じゃないねぇ。通は、なんでも試さないと、だよ
chabokiyo:
いいんだよ、だって、生のままなんて、うまくないと思うよ。
しのいず:
あれ、そう?じゃ、なんでメニューにあるの?
chabokiyo:
そうでしょ?そういう客がいるということ。
しのいず:
ほぉぉぉ
chabokiyo:
もちろん店のメニューにはない。
しのいず:
あ、ないんだ?
chabokiyo:
茹で方についてメニューに書いてあるのはないよ、九州では。常識だから。
しのいず:
あ、そうなの?じゃぁ、湯で加減は自分で言うんだね。ほぉぉ
chabokiyo:
そうです。別にこの店だけではないよ。多分。
しのいず:
へぇ
chabokiyo:
あとね、「ハリガネ」って言うのもあるらしい。
しのいず:
「はりがね」?それは、麺の固さで?
chabokiyo: ニュアンス的に「バリカタ」の上
しのいず:
で、「ナマ」の下?
chabokiyo: じゃないかなあ
しのいず:
へぇぇ。すごいんだねぇ。微妙だねぇ。
chabokiyo:
でも、あまり聞いたことないし
しのいず:
あんなに博多ラーメンって麺が細いのにねぇ。ゆで方変えるんだもんねぇ。すごいねぇ。
chabokiyo:
でね、僕らの中で考えたのは「バインド」。まだ使ったこと無いけど。
しのいず:
「バインド」?って、あの?ははは。
chabokiyo:
「ハリガネ」より食べやすそうじゃない?
しのいず: へぇぇ、そうかぁ、何かにたとえて注文すれば良いのかぁ。
chabokiyo:
しらない。そういうものではないと思う。
しのいず:
おもしろいねー
chabokiyo:
「ハリガネ」はあまり市民権は得てないみたいだった。
しのいず:
柔らかいほうの言い方はないのかね?
chabokiyo: ないね。柔らかい豚骨ラーメンなんてうまくない。と思うけど、言えばやってくれると思うよ。
しのいず:
ほぉぉ
chabokiyo:
基本的に、お客さんの好みの固さでッて感じじゃないのかなあ
しのいず:
でもさぁ、それをどうやって伝えるの?あ、だから、何かに例えるのかぁ。ほぉぉ。
chabokiyo:
柔らかめ?でも、普通はカタメ。バリカタ(超カタとも言う店もある)。じゃないのかな
しのいず:
そうなのかぁ。
chabokiyo:
うん。
しのいず: じゃ、何も言わないと、それで出てくるんだね。ほぉぉ。
chabokiyo:
・・・なんかさ、そんな、君の想像してるほど面白いやりとりはないぞ。
しのいず:
あれ、そうなのかい?
chabokiyo:
何も言わないと普通。これはねえ、行かなきゃわかんないかもね。
しのいず:
うーん。そうなるねぇ。
chabokiyo:
・・・正確に伝わってるかなあ
しのいず:
あ、皆に伝わらないか?いや、今の私がわかっているんだ、分かるだろう。
chabokiyo:
いや、君に。
しのいず:
え、私は分かっているよぉ。
chabokiyo:
僕の説明で。
しのいず:
いやいや、大丈夫だろう。これはぜひ行かないとねぇ。九州。うんうん。
|