10月の独りゴチ
秋らしく、お色がえ

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10月16日(水) 倫敦は曇り

いよいよこのHPも2ヶ月が経過。アクセスが結構あって、嬉しいことで。
でも私は知っている。このうちの4分の1は、きっと私に違いない。
なぜならいちいちアップできているかどうか、確認してしまったからなので。
今は、自分のアクセスは停止した。これでカウンタ増えなかったら、ちょいと悲しいがね。
多いことは嬉しいことです。皆様、ありがとう。

今日は朝大寝坊。起きた時は、なんと2時を回っている。これには自分もビックリ。
もちろん学校をさぼってしまった。かなり反省、とともに
自分の体をちょいと心配。けっこうぐっすり寝たのになぁ。何時間ねたんだ。
何でこんなに眠れるのかなぁ。疲れているのかしら??

でも、そんなに体動かしてないし。疲れることしてないし。
秋だからかね?寒くなってきたからかね?よく分からない。

今日は久々に"ミリ"たちと会う約束をしていたのだけれども。
どうやら彼らも風邪らしい。お大事に、ということで、また今度会う約束をする。
彼らとの約束も、もうのびのび。そろそろ会いたいものだわ。

家でチャット。"chabokiyo"と。彼は、最近また自慢のMacをグレードアップしたらしい。
もうMacに夢中。で、そんなはなしを聞いて、私もほしくなってしまう。
いいねぇ。楽しそうだ。

そんな彼から写真をもらった。懐かしい顔ぶれ。いいね。
なんか、私はこの三鷹3人組みが揃う写真を見ると、ちょっと安心する。
彼らの城も、そろそろ終わり。その前に遊びに行きたかったわ。

明日からいよいよバイト7連チャン。大丈夫かな。頑張ろう。

 

10月17日(木) 倫敦は晴れ

久々にいい天気となった。嬉しい。
こんな日は、学校サボって、どこか公園にでも行きたい!!
が、ここで我慢我慢。朝ごはんを食べて、結構ゆとりで学校に到着。

先生がダブルで風邪でダウンしていたので。なんか久々に顔を見たって感じ。
でも、まだ全快ではないらしい。大変だよな。
今日は、英語、かなり収穫、というか、かなり難しいところだった、と思う。
まぁ、あとでまとめるとして。しばらく英語、まとめてないなぁ、と反省。
いつかやらなきゃ、やらなきゃ、と思いつつ、1週間過ぎました。いけないなぁ。

今日、かなり早めにバイト先にも到着。ゆとりでお着替え。
今日も寿司バー。色々怒られたけども。そのあとはサッパリしているので、
なんか、全然平気。仕事はまだ慣れないけども。ヒト的には慣れた、かな??

今日がんばって早く終わらせた。というのも、今日、ヒグが倫敦最後の日。
明日、彼女はベルジャンへと旅立つ。
でも、今日は皆早く上がったようで、明日出発だしね。あたりまえか。
ちょっと間に合わなかった。残念だな、最後、一言挨拶でも、と思っていたのだけども。
皆疲れていたようだし。でも楽しめたのかな。それならいいけど。

また10月に来る、かも?その時はあいたいねぇ。
素敵なベルジャン生活になりますように。まぁ、彼女なら大丈夫。

で、今日の英語のおさらい。
Could haveとNeedn't haveとShould(n't) haveの違い。
Could haveの否定形として、単純にCouldn't haveは使えない。
You could have taken the bus.=possible but you didn't.
話し手は「バスも使えたろうけども、この人は使わなかったこと」を知っている。「バスに(も)乗れたね」くらいのニュアンス?
You couldn't have taken the bus.=I'm sure 0% probability.話し手のthinkが入る。
例えばストライキかなんかで、「バスに乗れるはずがなかったこと」を前提に話している。

You could have saved money by stopping smoke/by not smoking. byを使うんだね。

Needn't=not necessary
Shouldn't=bad idea,  Should=good idea
You must have studies this before.=I think/sure that you have studied this before.

might have と could haveの違い。
Possibleに関していうときは、ほぼ同じ。違いが分かるように書くと、こうなるのかな。
He could have gone to London last weekend.=possible but he didn't.話し手は行かなかったことを知っている。
He might have gone to London last weekend.=possible, not sure go or not go.話し手は行ったかどうか知らない。

ほかにmight haveを使った、日常よく使う文章。
Huh!! I might have known! 「へっ、こうなると思ったよ。」
例えば、Just missed the bus. 例えば、昼間晴れていて気分もいいのに
仕事が終わって変える頃には曇り空で、天気も気分も下り坂の時。Huh!! I might have known!。これはshould haveに非常に近い。

I might as well walk/have walked.
この場合のmight as wellは、次の場合とはまったく別物。
A:I might go to cinema.
B:I might as well.
これじゃなくて。例えば、2駅くらいの距離で、バスを待つ。待つ、待つ、待てども来ない。
1時間待ってみた。もう限界、歩いていくか、と決心した、まさにその時。
I might as well have walked.こう言うんですねー。
これもshouldに非常に近い。
ふん。

今日、帰ってきてメールチェックしたら、"chabokiyo"からかわいい写真が届いていた。
そして
おいしい写真も着ていた。おいしいよね、おいしいよね。最高よね。
アーア、がっくり。デモね、今日、私もちょっと美味しいもの仕入れちゃいました。
ふふふ。"チルチル"におすそ分け。でも内緒内緒。ふふふ。

 

10月18日(金) 倫敦は雨のち曇りのち晴れ

よくあるロンドンのお天気ニュース。黒い雲に雨のマークと太陽が出ている。
曇り時々雨時々晴れ、みたいな。つまり、何でもあり、の天気。
多分イギリスの地理的な原因だけど、雲の流れが、とても速くて。
雨雲もすぐに行ってしまう。ので。めったに1日中シトシト雨、何てことはない。
そのかわり、1日中晴れ、ということも、あまりない。

今日は朝、結構つらかったが、がんばって学校に行った。
金曜日は毎回ゲーム・アクティビティの日。楽しいので。ふふ。
今日もちょっと、日常役に立つような英語熟語を習った。
でも、習ってばかりでは駄目ね。使わないと。
今、ちょっと、話す&聞くに飢えている私。いけないわ。

今日もバイト。寿司バー。今日も常連のお客様。
「先生」と呼ばれるそのお客様は、アメリカから日本を回って、今日倫敦にお帰りに。
やはりお金持ちはいるんです、世の中。
私の名前を覚えていただき。特に奥様と話が合い。嬉しいやら、緊張やら。

長旅から帰ってきて、ホッと一息つけるお店があるのはいいなぁ、と。
父母と帝国ホテルの「吉兆」に行った時に、そこの女中さんは
お客さんの顔・名前・職業をおぼえていて。
海外出張から帰った常連さんに「お帰りなさいませー。今回はお疲れでございましたね」
なんて話しているのを聞いたりしてて、「ふむふむ。」と思ったりね。
こういうところのサービス料というのは、こういうことを言うのだな、と。

仕事はまだバタバタの私だが。ちょっとした目標、もとい野望。
こういう技量を身に付けたいもんです。
もう失敗してもカワイ子ぶっていられる年齢も過ぎたので。

帰り、"チルチル"にちょっと助けられる。
彼女が同じ家にいるのは、そんなにちょくちょく会うわけでもないけれど、
なんか、とても居心地がいい。安心できる。
ありがとう、"チルチル"。ふふ。

 

10月19日(土) 倫敦は晴れ

今日はいい天気。早起きして、買い物へと向かう。
キルバーンのセインズベリーへ。ここはシリアルが安い。
りんごも買い、牛乳も買い。1週間分の朝ごはんを調達。

帰ってきて、メールチェックしようと思ったら、"chabokiyo"がオンしていたので、話す。
すると「電話していい??」というこのなので。私のほうから電話する。

久喜のおばちゃんが亡くなった。今日の朝。
倒れてそのまま。

なんか、あまりに突然なので、ちょっと驚いて大声上げてしまった。

最後に会ったのはいつなんだろう。
去年、こちらに来る前に、彼の仕事場でもあった谷村シンジのコンサート会場。
そうだ、大宮のソニックシアター、いや、そのあとにも家でお会いしている。

その時はとてもお元気で。まだ1年前のことだけれども。
ただ今年に入って、全然お会いしておらず。
この前の帰国の時も、会うチャンスぐらいあっただろうに。
お会いしておらず。

お正月。皆でカラオケに行った時に、久喜のおばちゃんもいらしてて。
その部屋は真っ赤な壁で。皆で歌い。

なんか。私はそんなに長いお付き合いではなかったけれど。
色々思い出してきちゃって。
電話のあと、ちょっと海がめになってしまった。

すごく悲しくて、とかじゃなく。いや、悲しいけれども。
ただただ、ショック。
おじさんやおばさんは、、、おばさんは大丈夫かしら。

今日もバイトで。寿司バー。
なんとなく慣れてきたのもあるけど、忙しかったというのもあるけど。
あまり考えないでいることが出来た。

うぉぉ、明日もバイトだよ。今日は早寝。明日は早起き。

 

10月20日(日) 倫敦は曇り時々雨

灰色の空。倫敦らしい、灰色の天気。
今日は昼からバイトなので、休みなく働く私。
なので、今日も早起き。でもちょっと時間計算間違えて、なんと8時前に起きてしまう。
9時半におきても間に合ったのに。1時間はユウユウ寝れたのに。

せっかく早起きしたので、朝早い倫敦の町へと出る。
今日は日曜日、しかも朝早い。
人・車がほとんどない。がらんどうな倫敦中心部。
なんか、昔小学生の頃、朝早いラジオ体操に行く時に見かけた風景を、ふと思い出す。

11時からバイト。今日の賄いは豪華だった。
カツカレー、もやしとわかめのサラダ、そして、マグロとサーモンのワサビあえ。
ほくほく。

バイトはガッと忙しくて、ザザッと波は引いていった。
なんか、あっという間に終了。そして終わった後にも、ご褒美が。
チラシ寿司。またパクパクと食べる。

5時頃に家に帰る。風が強く、もう秋ではなく、冬。寒い寒い。
久々に家でボーーーーーっとして、ゆっくりテレビを見る。
そしたら、日本の「引きこもり」をテレビで特集しているではないの。
真剣に見てしまう。結構面白かった、今度それについて書こうと思う。

次は動物のドキュメンタリー。私はこういう番組が好きだ。
昔の「野生の王国」なんてドキドキしながら見ていたし、「わくわく動物ランド」も、クイズが邪魔くせぇ、と思いつつ
いつか、あのぬいぐるみ、当てるんだ、と思いながら見ていたし。

最近、こういう動物のドキュメンタリー番組って、あまり面白いのなかったのよね、日本で。
でもイギリスでは結構やっていて、特に好きなのが、絶滅してしまった動物の番組。
サーベルタイガーとか。ドードーとか。もう、キャーーって感じ。へへ。

この日は最初がヒョウで、次がトラだった。おもしろかった。

次にそのままテレビをつけていたら、ブレアウィッチ・プロジェクトをやっているではないの。
またホホォっと観てしまう。もう罵倒の言葉の連続で、途中で見ていて(というか、聞いていて)
疲れてきたので、テレビを消す。こんな汚い言い争いの映画だったっけっか。

なんか、久々にゆっくりして、ゆっくり寝る。ふふふ、幸せ。

 

10月21日(月) 倫敦は雨のち曇り時々晴れ

朝、目が覚めると、外は雨。でも、不思議と全然寒くない、いや、暖かい。
1通のメールが来ており。なんと「こげんた事件」の犯人、有罪判決という。
なんか、鳥肌が立った。そして、すごいんだな、と思った。人の力。
私もそれに関わることが出来て、とても貴重な体験をした。

いや、これで無罪だったら、ちょっと日本は、「やばかろう」と思っていたんだけど
大体こういう事件は、その後発展してしまうから。どう考えても異常だし。猟奇だし。

今日は自分の衣替えをした。まだ夏のTシャツなどが一番上のコンテナに入っていたりしたので。
久々に自分の洋服を見ると、懐かしいものもあり、忘れていたものもあり。
特に帽子関係は、すっかり忘れていた。買おうかと思っていたので、これは嬉しい発見。

今日も体を引きずりながら学校へ。
授業は相変わらずすごい大勢のクラスで。
でも、今日もちょっと使える表現を学んだ。

前からそうだけど、今は授業中にノートをとらないようにしている。
というのも、書いて立って私は覚えないし、家に帰ってから復習といっても、
そんな膨大な量は覚えられるはずがない。

前に日本語の授業をしていたときに、覚えのいい生徒というのは、
大体ノートはとっていなかった。その場で、口にだして覚える。授業中にこなしてしまうのだ。
授業中に覚えたフレーズや単語というのは、大体帰ってからも覚えているものなのだ。

私も、このノートをとらないことを実践してみたのだが、うん、本当にいいかも。
授業の全てを覚えようと思うから、負担が大きいわけで。
その日に自分の中で「これだけは」というものを覚えて帰る。で、授業でバンバン使ってみる。

英語を話したいと思ったら、その場でどんどん口を慣らしていかないと。
翻訳とかなら別だけど、会話の場合は、まず口が慣れていないと、その単語は絶対出てこない。
特に「L」と「R」は、何度も何度も口で練習しないと、コツが分からない。

自分で発音ができないと、聞き取ることなんか無理。「rice」と「lice」の違い、分かりますか?
私は、その点は前のホストファザーの"トニー"がとてもしつこく(?)練習してくれたので、
今は単語を聞いても、どっちか大体聞いても分かるようになった。

今日のバイトは、久々の桜ルーム。接待。
色々あって、結構周りの人に愚痴ってしまい。
後から猛烈に反省。駄目だね、自分の不機嫌を他人にまで振りまいちゃ。
自分でとめておかないと。周りまで不幸にしてしまう。

でも今日はさすがに疲れていたので、サクサク帰る。
昨日リョウが写真を送ってくれていた。なんと、
私の着物姿
へへへ、さらに写っているのは、トモッチの頭。彼女も今バイト奮闘中。どうなのかな。

 

10月22日(火) 倫敦は雨時々曇り、たまに青空

今日は朝起きて、ご飯食べて、メールして、学校へ。
授業もなんとなく聞いて、メモは取らずに。
最近、授業中にノート書くのに必死になっていたので、疲れたけど
ノートを書かない授業に再び挑戦。このほうが気分的に楽だし、その場で覚えるし
いいと思うんだな。今日改めて実感。

バイトへ早めに向かう。
すると、今日は、再び新しいポジション。おいおい、ちょっと待ってよ、と思ってしまったりして。
まだ初めて1ヶ月経っていない私。覚えることは、毎日満載。で、さらに新しいことを詰め込まれ。
消化する時間は、ない。うーん。新しいことも出来ないことないけどさ〜。
なんか、なんか、自分、猛烈に、使われていると実感。

今日は暇だったので、仕事もまったく覚えもないまま、実感もないまま終わる。
次は一人なんだろうか。絶対、無理、だな。
まぁ、どんな仕事でも、新人は最初は覚える事だらけでつらいと思うんだけども。
実際、他の別な仕事でもつらいこといっぱいだったし。

でも、せめて、覚えたことを消化する時間くらいは、ほしいもので。
じゃないと、全部、中途半端に覚えて終わって、結局何も手につかないまま
「器用貧乏」で終わるんです。しかも、そういう仕事は、大体、私は続かない。
今までの統計。

あーあ、昨日はもう愚痴らないって決めたのに。
まぁいいや、毒は出しておかないと。

 

10月23日(水) 倫敦は晴れ時々曇り

昨日帰ってきて、寿司飯のお土産があったけど、なんか、疲れてそのまま寝てしまったらしい。
朝起きて、カバンの寿司飯が入っており。しまったぁ、と思いつつ、いまさら冷蔵庫へ。
なんか、寝ぼけたままで天汁は冷蔵庫に入れたらしい。

今日もバイト、今日で7連チャン最終日。やたーやたー。
で、今日は、桜ルーム。「接待」。この言葉にちょっとびびったが。

今日のお客様、本当に良かった。とても、やりやすかった。
始終いい雰囲気で、和やかに、終了。

途中でワインのオーダーが入り。それが全て残り1本しかないものばかりで、
そのたびにグラスを変えて、結局3本。グラスも3回変えて。
なんか、ワインで3コースになってしまったが、難なくクリア。

こういう感じで仕事が出来るのは、本当に嬉しいことで。
昨日とはうって変わってかなりウキウキに仕事していた。

帰りに皆で話し込む。今までのバイト暦について。
私は結構色んな仕事を今までにしてきた。これって結構普通かと思っていたけども、
というのも、今までの回りはさらにツワモノなバイト暦が多かったので。
それで、世界のトイレの話になった。

一緒にバイトのサカクラ君は、インドで、なんと「ビデのトイレ」を極めたという。
前にマレーシアに行ったときに、トイレに巨大なバケツがあって、その中に水がいっぱい張っており
そして「手桶」がプカプカ浮いていたトイレの話をしたら、彼女はインドにホームステイした経験があり
そこでこの手桶でトイレの後に尻を洗う方法を教えてくれた。

手首のスナップが肝心なんだと、彼女は言う。ほほぉ。すごいな。
いつかは知りたいと思っていた、世界の不思議のひとつが解明した瞬間であった。
今度、世界のトイレの話なるものをまとめてみたいわ。きっと面白いに違いない。
なんか、妹尾河童氏が書いていたような気もするが。読んだ気もする。うーん。

 

10月24日(木) 倫敦は晴れ時々曇り

今日は、朝からとってもいい天気!!
いよいよ、キューガーデン計画の実行!!
朝、部屋を掃除して、ご飯を食べて、水を持って、おやつに林檎とクッキー。
で、いざ、出発。

倫敦に来て、こういうお出かけはほとんどなくて。なんか、嬉しいね、遠足みたい。
途中の電車で、同じく「キューガーデン」に行くんだなと思える、おばあちゃん二人と合流。
二人に、秋の展示物の説明をしてもらったりして、電車の中を過ごす。
キューガーデンへは40分ほどで到着。あらあら、近いのねぇ。
このガーデンのあたりは、町の様子も雰囲気よくって、「イギリス」って感じがする。

受付で、お兄さんが、とても丁寧にガーデンについて説明してくれる。
姉妹には、最初の温室までも来てくれた。なんだか、過剰なサービス(?)だけど、
まぁ、おかげで、どう園内をまわったらいいのか分かったので。素直に感謝。

もうね、最高でした。
やはり、街中にいると、どうしても毎日車、人、ゴミばかり見ているわけで。
たまには、こういうところに来て、のんびりするのは、本当に気持ちがいい。
ゆっくり森の中を散歩して、どんぐりを拾って、林檎を食べて、
テムズ川沿いもずっと歩いて回って。そうそう、今回の目的だった「螺旋階段」も無事に発見。

今回、一人で思いつきで行ったんだけど、一人で来てよかったなぁ、とも思った。
色々ね、頭を空っぽにして、ゆっくり散歩。なんか、ドイツに行った時のことを思い出した。
ドイツ人は、散歩好き。別名「森の民」とも呼ばれる位、ドイツには森がいっぱい。
散歩コースもいっぱい。とにかく歩く。歩きながら、ゆっくり考える。それが、ドイツ人。

いいね、こういう生活。公園の木々は紅葉がもう進んでおり、それもキレイだった。
で、ふと。私が一人暮らしを始める前に、家族そろって、最後に出かけた「鳩マチ峠」の紅葉を思い出した。

毎年、紅葉を見に、どこかには出かけていたよな。紅葉だけじゃない。
子供の頃は、毎週末にはどこかへ連れて行ってもらっていた。
父も母もそういうお出かけが好きだったんだろうけど、今、当時の両親と同じくらいの年になって考えると
せっかくの休み、家でゴロゴロしたいだろうし、それをどこかへ出かけたんだなぁ、と思って。
たまにならいいけど、それが毎週続いたんだなぁ。私は、そういうことできるのかな。
ちょっと、両親を、尊敬、した。

閉園時間までいて、満喫して帰る。途中で売店によって、植木の土と、かぼちゃを買う。
かぼちゃは、ハロウィーンようの、オレンジのやつ。なんか、今日ここに来て、作ってみたくなった。
そうしたら店の人が、ハロウィンカボチャ細工セットを持ってきてくれて、それも安く売ってくれた。
ウキウキで家に帰る。すると、夜、"トモッチ"から電話が。
バイト帰りに、ちょいと飲まない?という誘い。トコトコ出かけていく。

彼女と、この前は入れなかったバーに行き、のんびり、飲みながら色々話す。
彼女も今、バイトと学校で忙しいみたいだけど、それは、嬉しい忙しさなんだろうなぁ。
なんか、充実している顔をしていた。生き生きしていた。いい顔だ。

そこも閉店までいて、近い将来、一緒に東京に戻るべ、と約束(?)をして家に帰る。
いやぁいやぁ。今日は本当にいい一日だった。なんか、やる気が出たもんね。
これからも、がーんばろー。

 

10月25日(金) 倫敦は晴れのち曇り、そして猛烈な雨

今日もゆっくり起きて、部屋の片づけをしてから、洗濯へ。
ギルと話をして、いい気分で帰ってくる。

いよいよかぼちゃの工作の開始。
久しぶりで、こうして何か作るのも。楽しいね、いいもんだね。
なんか、結構夢中で作ってしまい、もう一個かぼちゃ買ってきて、違う柄も彫ろうかと思ったくらい。

家の暗いところに持っていって、ロウソクをともしてみた。
きれいだぁ、いいなぁ。
ボーっと、しばらく見つめてしまう。

今日は夜からお出かけ。"トモッチ"と一緒にパーティーへ。
その名も「The Biggest Oriental Party ever in the U.K.」
彼女はバイトなので、レスターで待ち合わせをしてから向かう。
一緒に彼女のバイト先の"チハル"さんも一緒に。

でも、彼女らのバイト、今日は押し押しで、一応10時半に待ち合わせしたんだが、
11時になり、そのまま私はレスターのカフェで待った。
いやいや、その間に、街の観察。結構、面白いものね。
私、昔からなんか人の動向を見るのは好きで。今日は大道芸人が面白かった。

"チハル"さんが来て、"トモッチ"も来て、出かけることに。
場所は倫敦ブリッジ。あの「ロンドン橋」のすぐ近く。
でいくと、そこにはものすごい数のアジア人。と言うか、中国・韓国・日本人。
一応、オリエンタルだから。

すごい長ーい列で、これ、我々は入れるんかなぁ、とかなり不安。
でも、そこは"トモッチ"のお力。彼女の友達がこの日のオーガナイザーで、
横からするりと入れてもらえた。超ラッキー。
この日の動員数、目標は3000。それは超えたんじゃないか。

入っても人人人。でも、そこはトンネルのようなつくりで、とてもいい雰囲気。
そこで朝の5時過ぎまで。踊りまくり。飲みまくり。
前にクラブに行ったのは、いつだったかな。だいぶ前だよな。
東京の「Blue」というクラブで、そこで友人がDJとVJをしていたので、観にいった。
・・・・・それ以来振りか。

そこで、日本人の"アキコ"ちゃんと"アキオ"くんとお友達(?)になる。
無事終了。帰りにちょっとあったけど、"トモッチ"と一緒に帰路へ。
いやぁ、楽しいお出かけでした。たまには、いいもんだね。

 

10月26日(土) 倫敦は雨時々晴れて曇りそして雨

今日の朝、帰ってきて、そしてそのまま転がって眠ってしまったようだ。
でも、充電が切れそうな携帯を、きちんと充電器につないだらしい。ふん。

今日はバイトの日だが、それしかないので、それまでは家でゆっくりする。
バイトで、本日は着物。そしてホール。
今日は、全席予約の超満員の状態。しかも、「すき焼き」がどんどん入る。
なかなか、なかなか忙しかった。

バイトが終了し、ラウンジでバイトの人たちとおしゃべる。
そのうち、アタリさんと話しているうちに、彼女も、実は私と近い畑の人間であることを知る。
前に「音響さん」だったそうで、私が「役者」をしていると話したら、なんか妙に詳しかったので、色々。
アー、そうだったんですかぁ、と、色々話をする。

しかも、今日は赤ワインも1本空いており、それを飲みながらゆっくりおしゃべり。
いいね、いい感じだね。でも、アタリさんも日本に帰ってしまうのだという。
まったくね、私はいつもスロースターターなんですわ、仲良くなるのは、本当に最後のほう、いつも。

帰るときに、昨日の"アキオ"くんからテキストが入る。
昨日、彼はそのまま"マルコ"の家に行ったらしいよ、"トモッチ"。
でも、彼は「極めていい人だった」と教えてくれた。楽しんかったようだ。

ところで、本日というか、正式には17日の夜中の2時。
サマータイムが終了。ちょっと夜更かししていた私はその瞬間に立ち会ってしまった。
まず私のPCが時間設定を報告してくれて、「お、そうなのかぁ」と気づき
その後にテレビも何食わぬ顔をして時間が変更になっていた。
そしてちょっと驚いたのが、私の携帯電話も自動的に時間が変わっていたこと。
こんな最古型なのに。ちょっとえらいぞぅ。

サマータイムの終了をきちんと目撃してから、寝る。

 

10月27日(日) 倫敦ははれ時々曇り、そして突風

今日は、窓枠のガタガタの音で目が覚めた。
何事かと思ったら、外はものすごい風が吹いていた。
もう部屋のドアも「ヒューヒュー」言ってるし、ガタガタしてるし。外は色んなものが舞っている。
紙、スーパーの袋。枯葉。そして、どこかの家のゴミ箱。などなど。

今日は、前から楽しみにしていた
「イッセー尾形と桃井かおり」の二人芝居の日
皆と待ち合わせをしていたので、そこにイソイソと向かう。
で、向かう途中で。テキストを送るのに夢中になっていた私は、角でバイクと当たってしまう。
いや、こう書くと、かなり誤解受けそうだけど、「こつん」と当たった程度。私はかろうじて避けた、つもり。
その時は全然なんともなかったので、運転手が誤ってきて「OKよ」なんて言って、そのままバスへ。

でも、バスに乗っている途中から、なんとなく足がジンジンじてきて。
足の甲の外側。なんとなく、痛い。うーん。
でも、普通にしていると全然痛くないので。そのまま待ち合わせのカフェへと向かう。

そして劇場へ。結構日本人多し。8割くらいかな。
私も学生でチケットが買えたので、いい席で約2000円。よしよし。
芝居は、とても面白かった。いいなぁ、こういう二人芝居って。イッセー尾形がかっこよかったよ。
桃井かおり、とっても素敵ね。なんか、とてもうまい(ずるい)魅せ方だった。でも、とても素敵だった。

テーマは今回は全体を通して一貫して「殺人事件」に絡んでいる。
4本の全然つながりのない短編だったんだけど、最初のが殺人事件を起した犯人(息子)の田舎の両親。
サンマのからくりテレビの「ビデオレター」(都会で一人暮らしをしている子供に田舎の両親がメッセージを送るやつ)風に始まる。
2作目がやはり殺人事件で服役していた息子の両親役で、これは出所での出迎え。
3作目は今度は母親と弟を殺害された遺族の父親と娘が富士山にやってくる。
4作目は、昔殺人事件を起してしまった過去を持つ男と女。同人誌で出会い、一緒に年越しの除夜の鐘を聞く。

なんか、とてもディープなテーマながら。これでコメディになっているので。もう笑どころは満載。
1作目は結構心から単純に笑えたけれども、私はだんだん後半になって笑えなくなってきてしまう。
というのも、なんか、その生きている2人が必死で、それがおかしいんだけれども、
でも、客を笑わせながらも、ふと見せる二人の表情。これは、参った。すごく、なんだろう、悲しかったのね。

特に4本目は、私、なんか、笑えなかった。なんか、泣けそうだった。2人の演じている役がケナゲ過ぎて。
でも、周りは皆大うけしている。なんか、それがちょっと、よく分からなくて。
いや、ただ言葉を追えば面白いけれども、うーん。私が考えすぎてみてたのかなぁ。

でも、良かった。こういうスタイルで芝居をしたい。なんか、無性にそう思ってしまった。

芝居のあと、みんなでチャイナタウンに行き、中華料理の夕食。
おなかいっぱい食べる。久々に外食だなぁ。食べ物と、お茶でおなかはパンパン。
その後、カフェに行って、もういっぱいなのに、さらにコーヒーを飲みながら再び話す。
幸せ。でも私の足はなんとなく悪化。皆に心配かけながら、帰路へ。

家に帰ると、chabokiyoがオンしていたので、少しだけチャット。
今日の芝居の興奮を伝える。足を湯たんぽで暖めながら、効くのかどうか分からないがバンテリンを塗ったくり、寝ることにする。
アーーーーー、治ってくれーーーーーー。

 

10月28日(月) 倫敦は気持ちよく晴れ

朝。何かの夢で目が覚めたのだが。なんだったかなぁ。思い出せない。が、時計を見ると、朝の7時半だった。
うーん、早おきかぁ。でも今日は病院へ行く予定だったので、早起きは助かった。というか、まだ体がサマータイムになっているからかなぁ。

朝8時半に家を出る。いったい何時からなのかわからなかったが、早いほうがいいだろうということで。
で、最初に向かったのは家の近くのSt.Mary's Hospital。バスで、およそ10分。

で、病院について、私は最初どこに行ったらいいのか分からなかったので、とりあえず入り口の人に説明する。
そのおじさんは私をある建物まで連れて行ってくれた。そこには、こんな朝っぱらからと疑いたくなるように大勢の人が。

で、実際に受付。事情を説明し、昨日"リョウ"や"ケイコ"に聞いたとおりに「痛いんだぁ」と大げさに訴え、順番待ちのいすへと案内される。
で、その際に保険で受けたいんだが、と伝えると、それも後で聞くから、と流されて。で、そのいすで待つこと、約2時間。
「まぁ、4時間くらいは待たされるよ」と昨日"ケイコ"に聞いていたので私も覚悟は出来ていたし、彼女のアドバイスで本も準備し、待つ体勢はばっちり。

で、待つこと、3時間くらいかな?昼になって、お腹も空いてきたのだけれども。持ってきたりんごとおやつをパクつく。でも、周りに動く気配なし。
私のすぐ近くに座っていたおばさんはいよいよ業を煮やしたという感じで、看護婦に文句を言っている。でも、暖簾に腕押し。糠に釘。

それを聞いて、なんとなく、私今日は順番回ってこないんじゃないか・・・と感じる。私も受付に行って、ちょっと遠慮がちに聞いてみる。
で、保険の件をもう一度聞いてみたら、日本の保険はやっていない、だとぉ。今日はキャッシュオンリーと言われた。
しかも、前もって書類が必要なんだってさ。「緊急なのに、書類をどうやって前に準備するのさっ?!」て聞いたら
その人も首をすくめて「でも、ルールだからねぇ」とあっさりかわされた。

私もちょっと調べてこなかったし、これ以上は言えず。もう一度家に帰って出直すことにする。多分、その方が早いに違いない。
で、ちょうどその時、友達の"マリちゃん"につながる。彼女もこの前脱臼して病院に行ったとのコトで。
で、彼女に「London IRYO Centre」を教えてもらう。そこは日本人だし、保険もきちんとしてくれたよぉ、とのコトで。

で、改めて添乗員していた時のことを思い出しながら。まずはクレジットカード会社に電話。
そして保険の対象であることを確かめてから、行きたい病院を告げて、そっちで連絡を取ってもらう。
しかもなんとなんと運が良かった。この病院の予約できちゃった。しかも3時半から。
やはり、日本人はそんなに数もいないし、競争率も少ないのだろう、と思って病院へと向かう。

で、行きながら、ふと思ったこと。ちょっと遠いんだわ、この病院・・・。中心からチューブで30分。バスでも45分かかった。
緊急で、こんな距離は我慢できないはず。なるほどなぁ、と思いつつ。この病院の近くの人はラッキーだなぁと。
行くとお子様がウヨウヨしていて、皆で予防注射を待っていた。で、順番に皆泣いて帰っていく。
とっても、騒々しいが、なんかちょっと安心する光景でもあり。

診察を待っている間、薬剤師のインド人の先生が
私のカバンを見て「いいねぇ」と話しかけてきた。
その先生、私のカバンの絵を、こう説明してくれた。「Indian Mythocogy Godess "LAXMI"」、ラクスィミと言う神様。
しかも、Goddess of Wealthyで、インドの家で女の赤ちゃんが生まれたら「この家に"ラクスィミ"がやってきた」と言ってお祝いするのだそうだ。
Beauty の神様。女性にとって最高の神様。そんなカバンを持っていて、私はラッキーだ、とその先生は話してくれた。
そんな話をしていたおかげで、待っている間、全然退屈しないですんだ。

診察もスムーズに進み、レントゲンを撮ってもらって、骨を調べる。すると、先生が一言「あ、ヒビ」
「え?ヒビ?ですか?」「うん、ここ」と、私の足の骨を指しながら見せてくれた。ががががーーん。やはり、骨だったのかぁ。
ちょっと脱力で。しかも先生は「僕じゃなくて、専門医に診てもらいましょう」ということで。水曜日にもう一度来ることに。がーん。

足を使うな、と言われて、歩くな、とも言われて。「そんな無茶な」と思っていたら、松葉杖がでてきた。
「これ、使ってください」で、廊下でちょっと練習。「君、へたっぴだねぇ」なんていわれて「そうですかぁ」と愛想笑いをし。
こんなの上手くってたまるか、と思いつつ。保険も無事に使えてお金は払わずに、杖を付きつき家に帰る。

バスで、この松葉杖の威力はものすごい。皆、私が乗り込むと、ササッと座席を譲ってくれる。
すばらしい。今日も超満員のバス18番で私は堂々と座って帰った。でも、これ、使いづらい。大きすぎるのかなぁ、全然上手く歩けない。

家に帰ると"チルチル"が見舞いに来てくれた。お菓子いっぱいもって。"トモ"や"ケイコ"、"ともち"とかも心配してテキストしてくれて。
特に昨日から彼らには心配かけっぱなしなので。ハイ、無事に病院行ってきました。ご心配おかけしました。

 

10月29日(火) 倫敦は曇り

昨日はいろいろな方に心配かけまくって、本当に申し訳ないと思いつつ。
今朝、起きてみると、足の腫れはない。ただ、歩こうとすると、鈍痛が。やばいなぁ。

昼頃に実家に電話をする。母からメールが着ていたのであった。そのメールには
「(前略)バイクにあたった位でひびとは・・・カルシウム(牛乳、)を沢山飲みましょう。
特に寝る前に飲むとカルシウムの吸収が良いですよ。骨は寝ている間に作られるので。
カズ(弟)が小さい頃寝る前に飲んだら背が伸びたでしょ。
志乃はもう背は伸びない代わりに骨が丈夫になりますよ。充分身体には気を付けて。」

いや、バイクにあたってヒビくらいですんだんだ、と。内心思いながら。
で、母のメールは続く。話はかわり
「(中略)とうとう2人で(ジムに)入会してしまいました。
お母さんはクロール、背泳ぎが泳げるようになりました。生まれて初めてです。今度見せてあげますね。」
母は今、父と一緒にジムに夢中らしい。こういうところが、私は結構、好きなのだ。
読んでいて、顔がニヤニヤしてしまう。いいなぁ、と思う。

事情を報告。本当は全部終わってから電話するつもりでいたんだけど。そうか、母も日記を読んでいたんだわ。
ということで、詳しいことは全部筒抜けだったので。
病院にいったこと、保険のこと、色々話す。そしてジムの話もし。長話をして電話を切る。

今日は夕方からお出かけ。というのも、前から
スペイン人の"ミリ"と"デビド"と会う約束をしていたので。
でも、こんな足だったから、いけないやぁ、と事情を電話したら、「迎えに行くよ」ということで。
彼女の運転で、家まで来てくれたのでありました。やったぁやったぁ。

車で彼らの家に向かう。彼らは倫敦の南の方に住んでいる。
家に付くと、彼らのハウスメイト"キケ"と久々の再会。そのほかに"アウロラ"、"アントニオ"、
うんと、後は名前を覚えてないや、とにかく、行ったらスペイン人がいっぱいいた。みんなで11人。
皆で色々話す。彼らはスペイン語だけど、皆英語も勉強しているし私に気を使ってくれて
みんなで英語で話をした。皆仕事を探している。結構深刻。
でも、それを深刻に受け止めちゃいけないよ、ということで、明るい明るい。

そのうちに遅れて"デビド"も到着。彼とは、本当に久しぶりで。彼は入ってくるなり「しーーーーーのーーーーー」。
やぁやぁ、と色々話す。彼の学校の子供のビデオも見せてもらい。彼は本当に子供が好きなんだなぁ。
明け方まで皆ではなしをして。そのうちに日本語とスペイン語のレッスンが始まり。
我々も酔っ払っていたので。結構色々覚えたんだけど、その時は。

帰ってきて、確認。うんと、カマ=ベッド、メサ=テーブル、ペロ=犬、アルマリオ=ワードローブ
プランタ=植木、ギターラ=ギター、テレビシオン=テレビ。
この「RR」の発音が、私は出来ない。ららららら、出来ない。練習だ。
皆、出来ない私に何とかできるようにしてやろうということで、全員で教えてくれたんだけど。
そこまでされると、私もしなきゃいけないような気持ちで、一生懸命やったけれど。
でも、出来なかった。申し訳なくて申し訳なくて。ちょっと恐縮している私をまた皆で慰めてくれて。
最後はなんか、おかしくて皆で笑っちゃった。

日本から持ってきたカレーのレトルトを皆で開けて、後はピザとか皆でつまみながら。
バイトでせっせと貯めたビールも持っていって、皆で飲んだし。
そろそろ眠気も限界で。しかも皆、明日も仕事だし。ということで、お開き。
私は"ミリ"と一緒にベッドで寝て、"デビド"と"アントニオ"と"アウロラ"は3人で1つのベッドで。
皆、一緒に寝るのがすきなんだってさ。いいなぁ、こういう感覚、と思いながら。しかも皆、子供の頃からの幼馴染。
幼馴染同士が、こうして外国で助け合って暮らしているのだ。スペイン人は、本当につながりが強い。
また遊びに来ることを約束して、眠りに就いたのでありました。

 

10月30日(水) 倫敦は曇りのち雨

朝。"ミリ"は7時半の仕事に向かっていった。早い。
私は9時半に起きて、そのまま寝ぼけ頭でオレンジジュースをもらい。皆が起きるのを待つ。
そしたら"デビド"も起きていた。朝からハイテンションな彼。元気だ。
そのうち"アントニオ"も仕事だと分かったので、起して、3人で駅へと向かう。

車でロンドン市内を横断。病院へ送っていってくれるというので、ありがたく甘える。
場所がいまいち分からなくて、地図を見ながら。かなり余裕を持って出たので、結構早めにつく。
本屋による。スペイン語と英語の試験の本を見てもらう。ついでに買ってもらってしまった。やったね。

朝ごはんを食べてこなかったので、ここでカフェに入り、ご飯とする。
お礼に、ご飯をおごる。それさえも最初拒否した"デビド"。半ば強引に私が食わせる形に。

結構お腹が空いていたので、セットを頼む。
かなりな量&肉肉、いもって感じの朝ごはん
半分食べたらなんか気分がいっぱいになってしまう。結局二人で残した。

彼は夕方から仕事ということで、食後、そのまま分かれる。
また会おうねぇ、と。今度はセントラルで飲むことを約束。

病院へ。専門医の先生に診てもらう。インド人らしき先生。
英語でバババッと説明される。リュウマチとかの質問の時はさすがに分からなくて、
結局辞書を開いてもらって、やっと「リュウマチを持っているか?」ということだったと分かる。
全治、1ヶ月。ががーん。2週間おきに通院し、検査をして、6週間様子を見る、とのコト。

とにかく、歩くな、使うな、動くな。そう言われてもですね。
まぁ、早く治してしまおう。そう心に誓う。

帰りは一人で。バスに乗るが杖の威力は相変わらず。みんな席を譲ってくれるのは嬉しい。
食料品がなかったので、そのままスーパーによって買い物。
でも重いものは持てないので。野菜を少し買う。

家に帰って夕飯を食べると、"チルチル"が様子を見に来てくれた。嬉しいです。
「タケモト」のように扱え、と彼女は言う。かわいい「タケモト」。嬉しいね。

"ケイやん"からテキスト。"ケイコ"からもメール。ありがたいことです。私は、大丈夫です。

夜、テレビを見ていたら「インタビュー・ウィズ・バンパイア」をやっていたので観てしまう。

 

10月31日(木) 倫敦は晴れ

いい天気です。すごく、いい天気っぽいです。
でも、私は動けない。でも家にも遊び道具はいっぱいなので、そんなに退屈はしない、だろう、そう願う。

昼、"リョウ"から電話。漫画を返さねば。というか、その前にもう一回読も。

その後に家に電話。昨日の検査結果を報告。母親とまた長電話になる。
そのあとに"chabokiyo"の家にも電話。久喜のおばちゃんが亡くなってから連絡していなかったので。
久々に声を聞く。元気そう。良かった。
前に書いた葉書が届いていないらしい。どこにいっちゃったのかな。
別の人に配送されているのならば、ちょっと恥ずかしいのだけれども。

"トモ"が今日フランスへ旅立った。ビザ更新のため。無事成功を祈る。

ゲームをちょっとする。でも、一度に全部のゲームをすると、後でもたないので、鬼武者だけにする。
その後に、昨日買ってもらったスペイン語の勉強を。CDで一生懸命聞く。相変わらず「RR」の発音が出来ない。

夕飯を食べる。パスタをオーブンで焼く。いわゆるグラタンのような。
もうグラタンは任せろ。かつてのような失敗はもうしないぞ。ふふふ。
ほうれん草と卵と天つゆで卵とじを作る。なんか、母親の味を思い出す。

夕飯をゆっくり食べる。その後、ちょっとPCをいじる。予定が、かなりハマッテしまい。
はっと時計を見たら2時。あらあら、と思っていたら、"トモッチ"から電話。彼女も夜更かし。
前から約束していたチケットが取れるらしい。うー。足は大丈夫、か・・・。

"アキオ"くんからも連絡が入る。明日、またライブがあるらしい。だから、行けないんだってばさぁ。
まぁ、心配してかけてきてくれたんだが。残念だねぇ。

今日はハロウィンなので。自分ひとりでこっそり「かぼちゃランタン」に火をともして
ほのぼのする。「Trick or Treat」の発音を練習してみたりして。結構言いにくいのよ、これ。
せめて、ボンファイアーはどこか観にいきたいな。今夜も花火の音がする。

 

モドル            もっとモドル

 

 

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