倫敦「住まい」の事情


いろんな種類


ロンドンの物件の種類について。 イギリスの家はいくつかに種別する事ができ、
先ずは「ハウス」と「フラット」の二つに大きく分かれる。「ハウス」は一般的な家を指し、
「フラット」とはアパートやマンションを指すが、一般的にいわゆる賃貸アパート、マンションなどなどを示す。

他に「カウンシルハウス/フラット」というのがあって、それは行政のいわゆる「公営住宅」のこと。
ロンドン市内に住む独身者の典型的な住居形態はやっぱり「ハウスシェア」または「フラットシェア」。

「ハウスシェア」は家を数人で共同に住まい、「フラットシェア」はフラットを共同で住まう。
「シェア」とついたら1件の家またはマンションのそれぞれの部屋を、他人同士が住んで共同生活を送るもの。

で、部屋のタイプにもいくつかあり。「シングルルーム」と「ダブルルーム」、これは分かるでしょう。
「Bed-sit ベッドシット」、これは部屋の中にキッチンがついているもの、トイレとお風呂は共同、「下宿スタイル」。
「studio スタジオ」、これはひとつの部屋の中にキッチン、トイレ、バスがついているもの、「ワンルームマンション」。
あとは「ルーム」のみ、「間借り」。これはキッチン、トイレ、バスが共同。

個人的な意見を言えば。最初はホストファミリーで、その後にじっくり家を探したほうが良いかもしれない。

というのも。一人暮らしは家でほとんど話さないので。英語は相当がんばらないと、伸びないし。
ハウス・フラットシェアも、もうこれは住人が良い人たちだと最高だけれども。悪いと最悪だし。
さらにシェアしているからといって、しょっちゅう話が出来るわけでもないので。まぁ、寂しくはないけどね。
 


私の今住んでいるところは


場所は「Paddington」地下鉄の駅も近いけれど、普段使うのはもっぱら「バス」。
ご要望にお答えして。私の部屋は、こんなんなっとります。いわゆる「ベッドシット」で。キッチンつき。

広さは、そうさぁな、8畳くらいかな?天井がめちゃくちゃ高い。多分3メーターはあるんじゃないかな。
そして、窓が南向き。窓はかなり大きい、天井までだから。そして木枠。こっちは基本的に窓は、木枠。どこもかも。

私の部屋は結構狭い方だと思う。だから普通のシングルベッドを入れると、部屋が埋まってしまうので、
私は「布団ベッド」なるものを使っております(写真の右下のやつ)。これはスノコの上に布団を敷いて寝るもので。
でもこの「布団」は、体育で使うマットのようにずっしりと重く、そして硬い。私1人じゃ持ち上がりません。重い。
普段はこれをスノコごと折りたたみ、寝る時にだけ伸ばして使う。

これにキッチンがついております。キッチンはこちら。

真ん中に見えるのが「クッカー」でして、こちらの調理器。電気製。上の二つがコンロで、下に付いているのが
電子レンジではなく、なんとオーブン。ということで、我が家にレンジはない。右に結構大きい流し。

8畳の部屋にこんなキッチンが付いてるので、部屋は狭くなる。でも自分専用の冷蔵庫というのは大きく。
シェアで冷蔵庫もキッチンも全て「共有」なので。生活に余裕あるシェアメイトなら良いけれども。
大体、学生の住人はお金もないので、冷蔵庫のものがなくなっていたりなど、ちょっと小さいトラブルが起こりやすい。

 


探し方


皆が「地下鉄の駅の近くで、ゾーン2以内で・・・」と探すんだけれども。私が思うに、ゾーンは大切だが地下鉄の
駅はそれほど重要じゃない。というのもロンドンはバスがとても便利なので。しかもナイト(深夜)バスが結構
使えるので。地下鉄がもうない時間にも、バスはあるので。複数のバスのバス停が近くなら、すごく便利。

そしてバスのほうが定期が断然安い。つきに学生で買うと20ポンドですむ。地下鉄だと60ポンド近いし。半分以下。

もう1点。よく「日本人以外の人とシェアで住みたい」と聞くけれども。これも、よしあし。
こっちの生活が長くて、英語も出来て、さらに友達みたいな間隔で外国人とのシェアはすごく良いと思う。

でも自分の英語のためだけに外国人とシェアするとなると、最初はかなりショックを受けることが多いかな。
まずそんなに話す機会もないし。生活スタイルが全然違うし。そういうことを全て許せる人はすごく楽しいと思うよ。
何気に毎日の生活のことになると、同じ文化を持つ日本人同士の方がやりやすい場合も多い、と思うのだけれど。

ロンドンには「Loots」という住宅探しの新聞があって、まずはそれで調べて大家に連絡する、これが一応の王道。
そしてアポイントをとって、実際に目で見て。そして判断し、契約にいたる。必ず誰かと見に行くこと。

1人の目よりは複数の目。そして質問も全てぶっちゃけて聞く。この場合も複数人のほうが良い。

この場合、競争相手はロンドン中の住居探し人なので、「Loots」に載っている「いい物件」は、みな秒殺なので
とにかく発行日の朝一番に連絡をし、アポを取る。それでもなくなってしまうことが多い。

日本人の利点を生かすのであれば「ジャパンセンター」、あるいは「ありがとう」とか日本の店に行って掲示板で探す。
後は毎週木曜日に発行の無料週刊誌「ニュースダイジェスト」か
「ジャーニー」(←のクラシファイド)のフラット情報コーナーで探す。
これは日本語で話が出来る場合も多いし、大家が大体親日的なので。英語が・・・という方はお勧めかも。

気をつけないといけないのは、あまりに「日本人」と強調しているようなところは、怪しい「日本人女性好き」だったり、
おとなしい日本人につけこんで、妙な条件を入居後に押しつけてくる人というのも少なくないようなのだ。

日本人の美しき(?)慣習の「事なかれ主義」、モメ事を起こすのがいや、日本人はあまり不平を言わない。らしい。

でも、大家達にとって、日本人は間違いなく「人気の人種」。というのも、日本人は物を丁寧に扱うし、
ほとんど文句を言わないし、規律は守るし、支払いも良いし。うん、これはうなずけることかも。

というのも、フランス人やスペイン人、イタリア人を見ていたら、この人たちと比べたら、かなりな「良い子チャン」なので、
日本人って。次に人気は「ドイツ人」。分かるような気がする。でも同じアジアの「中国人」「韓国人」は、また結構
きついらしい。というより、彼らは自分達のコミュニティがすごくしっかりしているので、皆で1件借りたりして
ほとんど違う人種の人とシェアすることはないらしいけど。

もっと詳しく知りたい人は、ここで情報を。契約の仕方など書いてある。
→イギリスに住むための物件/賃貸事情

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