ロワールのお城へ(2002年1月)



ロワール(La Loire)は、AnとFabの故郷でもある。
日本でもちょっと有名なのかな、パリよりももっと南西の方向。
ちょうどフランスの中央部よりやや上(北側)になるのだろうか。

ロアールは、17世紀ごろの中世のお城がいっぱいあることで有名。
お城は「Chateaux シャトー」このaの上に^がつく。有名なものだけでも30以上だって。
一方でこの辺りは農地が広がっていて、いい感じで田舎。

「王家の谷」と呼ばれているくらい、お城が続々。
なぜかというと、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を作るまでは
歴代のフランスの王様がこの付近の城にいたからなんだってさ。

すごく有名なもので「Chambord シャンボア」というお城。
これは世界遺産だとさ。ちらりと来るまで見かける。きれいなお城でした。

それぞれ、本当にヨーロッパの城って感じで、屋根は三角。
壁は白色、屋根は青・黒が多いのかな。

車でこのときは向かったのだが、パリからぶっ飛ばして1時間半。
その途中でいくつか城を目撃。そのうちの2つに立ち寄った。

ひとつは上と下の写真の「Chenonceau シュノンソー」というお城。
この城はロアール川に橋のようにかかっている。つまり、川の城だ。

本当は正門から入って、庭園が見れるらしいのだがわれわれは車で裏側から眺める。
というのも、正面のほうに行くと駐車料がかかるし、建物の近くにもいけないので。
なるほど、無料で近くへ。賢い方法だ。

彼らいわく、「お城は、遠くから(外から)見るのが一番いい」
なるほど。中に入っても、そんなに豪華絢爛ってわけじゃないし、
外見のほうが感動もするし、きれいだし、面白い。



この城の裏側は川に沿って散歩道のような林道があり。
そこを枯葉を踏んでサクサク歩く。
とても静かで、ほかに人は誰もおらず。

Anもよく散歩に来たそうだ。いろいろ考え事をするときに。
お母さんと一緒に。今回もお母さんと一緒に4人で歩いた。

次の日にもうひとつのお城に行った。「Amboise アンボアーズ」というお城。
実はこのお城のすぐ近くが、あのレオナルド・ダ・ヴィンチが晩年過ごしたところ。
あちこちのお城も彼による設計の物が多く、そんなことにも感動。
さらには、彼の墓がここにあるらしい!!! ここに眠っているのか、かの天才は。



すぐ近くに「Chaumont シャウモント」というお城がある。
どちらも車で川沿いを走っているとババーンと登場するので
見逃しはしないはず。

このお城もロアール川に面していて、下はちょっとした城下町の街並み。
いろいろなお土産屋さんもあり、少しにぎわっている感じ。

でも小さな町なので、歩いているとすぐ歩き回れてしまう。
かわいいパンやお菓子、デリカテッセンのお店もあり。
とても楽しい散策であった。

ここでは日本語のガイドブックも見かけたので、きっと日本人の方も大勢いらしてるんだろう。
ここへは運転できれば車が一番いいと思うわけで
ずっと高速道路で道も(きっと)わかりやすいし
レンタカーでちょっとお出かけしてみてもいいんではないでしょうか。

パリの街中は車の運転はほぼ不可能(一方通行が多く、道も渋滞、車線変更も大変)だと思うので
こういう田舎道ならのんびり運転できていいと思う。

でも駅もあるから電車でも多分これるし、近くの「Tours トゥアー」には空港もある、らしい。

 

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