Tours トゥアーヘ (2002年1月)


トゥアーはこの辺りだと一番大きい町、らしい。
Fabが大学生のころ、ここで独り暮らしをして学校に行ったそうだ。

そのころのアパートがあった付近へ行ってみて、車を止める。
とても懐かしそうな二人。人に歴史、あり。

ここは戦争中に一時的にフランスの首都になったこともあるそうだ。
古い町並みも残っていて、壁が木組みになっている家もいくつも見た。



そして、やはりあのダ・ヴィンチ。
町のあちこちで彼の名前を見かける。上の写真も名前が「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
真ん中にある白いのが彼の像だ。でも、何も彼には関係はないそう(Fab談)。

でも、おそらく近代化も進んでいるのでしょう。大通りに面した建物はみな新しい感じ。
道路も広くて整備されているし。バスもいっぱい走っていたし。

そんな中、どどーんとあるのが「サン・ガシアン大聖堂」



なんと12世紀から工事を始めて、出来上がったのは16世紀になってから。
こういう大聖堂で、左右で模様が違っていることって多いらしく
この大聖堂も結構違う箇所があって、3人で数えあってみた。

窓が丸いのと四角いので違う。模様が違うところもあって、見出すと結構はまるかも。
このとき、行ったのは1月だったんだけど、改装中(?)だったのかな、
建物の下のほうには足場が組まれていて、中には入れなかった。
まぁ、外から見てるだけでも十分だったけど。



ここに来て、ようやくいろいろなカフェやレストランを目にする。
Fabとかが昔よく行ったという喫茶店に入ってお茶。
そこの店のおばちゃんと話をする。
ここには駅もあり、パリから電車ですぐこれるみたい。


話はちょっとそれるが、このトゥアーからパリへ帰る途中のこと。
ずっとロアール川の道路沿いを走っていったんだけど、途中でやたらと「Cave」があった。

「Cave」って言うのは「洞窟」なんだけど、それを利用したワインセラー。
この辺りの土地は石灰岩が多く、それをくりぬいて、昔は住居に、そのうちに倉庫として
利用してきたらしい。夏涼しく冬は暖かなんだって。というか、1年通して温度が一定らしい。

ここにあるCaveをまとめたその長さは1000Kmを超えるらしい。
そのほとんどはワイン貯蔵庫として利用されているけど
中には動物園として使っているところもあるんだって。面白いというか、なんというか。

車でずっと走っている間、横にはずっとこの洞窟が掘られていて、ぼこぼこ穴が開いている。
なんか、ちょっと、怖い風景。なんだか防空壕といわれればそう見えなくもない。
トム・ソーヤをふと思い出したりもしたのであった。


そして途中で通過した「Orleans オーレアン」という町。
ここは、あのジャンヌダルクにゆかりの地とか。イギリス軍に攻め落とされたこの町を救うべく
彼女は神のお告げを聞いて立ち上がり、この町を取り戻したのだそう。
あちこちに彼女の銅像とかゆかりの地が残っている。


このあと帰り道は案の定渋滞に巻き込まれ、無事パリに戻るまで3時間もかかってしまったが。
もう歴史上有名な名前がごろごろ。そのたびに感動。
私はいちいち感動しているのを見て、彼らもうれしかったそうだ。
連れていき甲斐のある人。そういうことを言われた。うれしいことよ。

 

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