憧れのアオ・ザイ


北のほう(ハノイ)では「アオ・ザイ」、南のサイゴンのほうでは「アオ・ヤイ」と呼ぶ。

ベトナムの、超人気民族衣装で、その生地、デザインともにとても美しい、私は大好き。

日本でも結婚式などで、とてもきれいだし、便利だし。友達の"うえや"が着ていた、アオ・ザイ。きれいだった。

女性用の衣装かと思っていたら、実は男女兼用で、男性用もある、らしい。

冠婚葬祭で、まるで日本の着物のように着られる「アオ・ザイ」



女性にとっては成人式の日本の着物のように、一生ものな感覚で作るものらしく。

確かに日本人にとってはそれは安いものであるかもしれないが、

ベトナムの人々にとっては、とても特別なものである。



アオ・ザイを作る際に。まず全身の寸法から始まる。

あらゆる場所の寸法を測られる。全て。自分のサイズがあらわに。はは。

で、この時。いい下着を着けていきましょう。そのほうがきれいな仕上がりに。これ、本当。

で、結構ピタピタに作ってくれるので。太ったら着れなくなる。うん。



で、観光客に多いのが、ウエストがゴム入りになってしまう、ということ。

本来はチャックで閉めるものなのだけれども。何も言わないと、ほぼゴムウエストになる。

これも、まぁ、着やすいって言えば着やすいけれども。せっかくなら、きちんとしたもので。

これは作るときにリクエストしておけば、きちんとその通りに作ってくれる。



大体仮縫いなしで作ると、翌日にはホテルに届く。

決して日本配送だけはやめれ。そんなの送ってはこない。滞在期間中に仕上げてホテルで受け取る。これ、鉄則。

値段は大体20ポンドから。生地代にかかってくる。いい生地だと高いけど、シルクは本当にきれい。

もちろん普段使いならポリエステルでもいいと思う。洗濯できるし。



せっかくならアオ・ザイを着て町へ。もちろん、注目されること請け合い。

町の人もかなり親しくなれたりもする。まぁ、場合によりけりだけれども。

ただ、着物と同じで、アオ・ザイにもきちんとした着方の作法があり。これだけは守ってほしいところ。

まず、姿勢はピンとまっすぐ。日本人は(私なんか特にそうだけど)姿勢が悪くて有名。

で、足元。これは着物の足袋・草履よろしく、アオ・ザイの場合は少し高めのヒールサンダル。

必ずヒールがあること。これが条件。だから作るときも、そのサンダルを持っていくのがいい。

ズボンタケなど決めるのにね。着るときの靴で、作ってもらおう。それが一番きれい。



どこで作ってもらうかは、もうその人の好みなので。色んな店を回って、生地を見てみるもいい。

値段を聞いて見るもいい。大体ガイドブックに載っている店はそんなにいいところはない。

特に某歩き方。確かに投稿した人はいい思いをしたのかもしれない。でも、それはたまたまその人の時で、

次に行った人が、決して同じとは限らない情報が多いから。参考程度にはいいと思うけど。



米マメッチ、もし作ってきたらぜひ教えてね。写真つきで。

                                                           

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