アテネに来る

日本からアテネに来る直行便はなかったか、すごく数が少ないかだったような。
ANAの看板は空港で見たので、きっと提携で乗り継ぎではこれるんだと思う。
2004年はオリンピックなので、そのうちに便数なども増えるのかもしれないし
ひょっとして今はオフシーズンだからないのかもしれないし。

とにかく、アテネの空港はとてもきれいで広いのに、すごくガラーンとしていた
飛行機の離陸時に、ゲートから滑走路まで一度も止まることなく
そのままビョーンと飛び立つっていうのは初めてだった。早い早い。

我々は倫敦から行ったのだが、EasyJetで、それでも一日に1本しかない。
夕方発の、深夜着、それのみ。

日本からの場合は、乗り継ぎが一番多いと思うけど
その場合はヨーロッパで乗り継ぎにして、乗り継ぎ都市に泊まったほうが良いかも
というのも、そのヨーロッパの都市から飛行時間は約3時間
乗り継ぎで大体2時間から3時間見ているとして
日本から12時間かかるでしょう、プラス6時間から7時間
かなり大変だと思うので。

あるHPにも載っていたけれども
日本からギリシャ・アテネ単独で出るツアーって、そういえば聞いたことがないなぁ、と思って
大体ターキー（トルコ）とかと周遊に入っているパターンが多いのかなぁ。
アメリカ人やヨーロッパではものすごい人気のギリシャだけど
日本ではまだそんなにメジャーじゃないのかもしれない
やはり遠いというか、想像つかないというか。

ギリシャでは日本人は全然見かけませんでした。
というか、アジア系の人を見かけなかったので、目立ったこと目だったこと。
でもこの次にローマに行ったときは、日本人だらけで逆にびっくり。
そんなに離れているところでもないのに、この差はいったいなんだろうか、と

ギリシャはすごく過ごしやすい所。
人は皆親日的だし、日本語に興味を持っている人がたくさん居たのは嬉しい
今度のオリンピックで、もっと身近で気軽に行けるところになって欲しいものだ

季節


我々はバリバリオフシーズンで、しかもどっぷり雨季だったんだろう
ついたその日に大雨で、タクシーのワイパーが効かない位の土砂降り
でも、こんなに大雨何も珍しかったらしく、ニュースで水害の報道がずっと。

冬は結構寒い。しかも風が吹くと、凍える。
特にアクロポリなんかは丘の上なので防ぐものは何もなし。
足元から来るので、対策は色々したほうが良いかも。
我々、ギリシャの冬をなめていました。痛い目にあいました。

夏はもう太陽サンサンで、すばらしく良い天気だらけだってさ。
そしてものすごい人が押し寄せて、すごくにぎやかになるらしい
でも、ちょっと多すぎて飽和状態なんてこともしばしばだそうだ。
ねらい目は秋口（9月）から冬になるまでの間。
そこそこ人も減り始め、でもまだまだ良い天気も多い。

オフシーズンのよいところ。人がほとんど居ない。
から、どこに行っても重宝される。特にレストラン。

あ、あと注意が必要なのは、雨が降ったあとの道路。
アテネはほとんど石畳で、歩道も石が敷かれているんだけど
これが雨に濡れると、とてもすべりやすくなる。
私は靴のせいもあるけど、かなりすべってました。緊張して歩かないとすぐツルッと。
おかげでとても疲れたけど。
スニーカータイプの靴を履いているカズもかなりツルツルしていたので
これは注意が必要です。転んだら痛いよ、周りは石だけだから。

物価


ユーロ導入になって、もういまさら混乱はないけれども
やは導入時に繰り上げてその分値段が上がったものは多いみたい。

それでも、安い。嬉しいくらいに、安い。
みやげ物も、低い予算で色々選べるし、それからさらに割引が可能。
レストランも安いし、でも量はたっぷり。

唯一高かったものは2004年のオリンピック関連のもの
これは値引きができないんだろう。すごく良い値段のものばかり
まぁ、仕方ないけどね。

あ、あと安いと思ったものは、電話料金
他のEUの国に比べて、日本にかけるとき安くてしかも長く話せた
基本料金自体が安いのかな。これは嬉しかった。

博物館や遺跡なんかもほかの国に比べれば安いほう
特に日曜日は入場無料のところがゴロゴロ

治安


昔、ギリシャはとても安全な所として有名だったけど
やはりEU統合で、簡単に入りやすくなったからか外部者が多く入り込み
ギリシャ人のKayが嘆いたように（ここでは書かないけど）ある地域の移民が後を立たないんだって
その人たちが増えるに連れて、麻薬の問題が多くなっているんだそう

でも、街を歩いていて、危険はほとんど感じなかった。
麻薬売人みたいな人もほとんど見かけなかったし
ただ、アテネの街中を外れて外れのほうに行くときに
途中でやはりよくない空気を感じたので、危ない地域はやはりあるのかも

日本人=お金持ちというイメージは、やはり相当強いみたいで
それに関連してボッタくる人もいるので、そっちのほうが注意は必要かも
なぜかギリシャ人はお金の計算をすぐに間違えちゃうお茶目さんが多い。
店でもレシートもらって、おかしいと思ったらその場ですぐに言うこと。

特にタクシー。空港からタクシーの場合は
途中で高速の料金所みたいなところを通過する
そこでレシートを受け取っているはずなので、それは必ず渡してもらうこと
じゃないと清算のときに高速道路代だの空港入場料だの、料金が違うときがあると思うので。

彼らも決してボッタくろうと思っているんじゃないと思うんだけど
ただ、きっと計算が面倒くさいのよね
だからドンブリ勘定になっているに違いないのよね
でもそれって、世の中ではボッタクリになるのよね。

まぁ、間違えるとしても微々たる額で、別に困ることはないのかもしれないが
日本人なら間違えても何も言わないっていう、間違った考えが広まるのもいやなので、ね。
自分たちの後に来るであろう日本人のためにも、ここは断固として訂正しませんか。

まぁ、あとは外務省のページを参考に→ここをクリック

観光


ギリシャは日曜日は基本的に店が休みで、月曜は美術館や遺跡系が休み

オフシーズンだけだと思うんだけど注意はその開いている時間
3月までのオフシーズン中、博物館・遺跡は昼の2時半で閉館
店は昼の3時で閉店。これにはびびった。
つまり、夕方になると、居場所がなくなる、ということで

かろうじて開いていたのは、プラカ地区の店。これも夕方頑張って6時くらい。
レストランなんかは深夜まで開いているところが多いけど

その代わり、開く時間も早い。
大体8時半にはどこの遺跡も開いているし、店も9時には開いている。
つまり、オフシーズン（だけ、と信じたい）のギリシャの場合は
朝、早起きして、8時にはホテルを出て、遺跡を見まくり
3時以降はプラカ地区でのんびり買い物
夜ご飯もその辺で済ませて、夜は早く寝る、と。

朝、早起きに、ギリシャの観光がかかっているのです。

とても参考になる、ギリシャのサイトを発見

Miwa's Bule World

よければのぞいてみると良いかも。


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