ここは私が独りゴチル。ちなみに「蓬莱の宝島」て、台湾のことよ。知ってた??
台湾へ来る。 飛行機で。 ビザも色々。 現在、日本と台湾間に定期航路を設けているのは、 日本アジア航空(EG)、中華航空(CI)、キャセイパシフィック航空(CX)、シンガポール航空(SQ)、 ノースウエスト航空(NW)、タイ航空(TG)、エアーニッポン(EL)、エバー航空(BR)の計8社。 大体3時間半から4時間ぐらい。近いねー。 台湾の国際空港は台北と高雄にあり、台北へは羽田、成田、名古屋、大阪、福岡、沖縄から、 高雄へは成田と関西国際空港から便がでている。 機内で入国カード「入境登記表」と税関申告書「旅客申報単」が配られるので 必要事項を記入しておく。記入は漢字でOK。 入国カードの「来台住所には、宿泊予定先を書けばOK。税関申告書には、課税対象となる持ち込み品を記入。 台湾への電気製品については、使用中とわかるものしかも旅行中に使用する必要性が認められるもののみ。 なんか、これに関してはちょっとうるさい時がある。あと、薬品は必ず申告すること、になっている。 台湾へ入国の際にはビザが必要。ビザは世界各地の 中華民国大使館でもらえる。 日本人の場合、パスポートの有効期間が6ヶ月以上、14日以内の滞在だったら入国のときにビザはいらない。 その際に延長は一切出来ない。 ツーリストビザには、シングルとマルチプルがあって、それだと60日間滞在可。そして延長が最大2回まで可能。 観光ビザでは、許可なくして就業することはできない |
季節 台湾は本島のほぼ中央を北回帰線が通っていて、北部と中部は亜熱帯、南部は熱帯に属している。 だから、日本のようにはっきりした四季の区別はなく、1年中穏やかに暖か。 年間の平均気温は北部が約22度、南部が約24度。20度は超えちゃってる。 でも台湾本島は山岳地帯が多くて、地域によって気候の差がかなり大きい。 特に12月〜3月の冬の季節は、北部では比較的天気が悪く(雨が多いのね)気温も低いんだけども、 高雄なんかの南の町では日中は半袖のいい天気が続いたりもする。 4月〜5月は日本より少し早い梅雨、5月〜10月の夏季には毎日のように「スコール」が起こることも。 そしてそして、7月〜9月はドドーンと台風シーズン。雨は結構多いところかもしれない。 最適な旅行シーズンは4月〜5月と9月〜11月といわれるけれども。 暑い夏も日本に比べたらカラッとしていてまだしのぎやすいし冬の寒さも日本ほどではないので、 ほぼ一年中、OKなんじゃないかなぁ。 冬はやはり値段も安いし。お勧めかな。日本より断然暖かいし。 服装を準備するときは、台湾の北部か南部かというのを頭に入れて考える。 特に南北に縦断する時。服にバリエーションが必要。 夏は日本と同じくらいの服装、冬は日本の春や秋程度の準備でOKなんだけど、 一般に台湾とか他のアジアの国々では冷房が効きすぎる傾向があるので、夏でも羽織るものを用意した方がいい。 また逆に暖房は全然効かないことが多いので、冬に北部に行くときは、日本と同程度の冬支度を。 |
物価、お金 これは、もう、カツラ先生に聞くが一番かな。私は安いと思うけど。大体日本の十分の一の値段が中国とかの基準。 でも観光客のツアーだったりすると、結構値段設定が高めなので。すべてが十分の一とは限らず。 台湾の通貨は、「新台幣」または「NT$」(ニュータイワンドル)と呼ばれていて、単位は元(ユァン)。 表示は元またはNT$が使われるけど、通貨には「圓」と表記されている。 さらに実際の会話では塊(クワイ)とも呼びあっている(と聞いたことがある)、外国人にはややこしいねぇ。 台湾では、ほとんどの土産物店で外貨は使えないので、入国後は必ず元に両替しなければならない。 両替は、市内の銀行や空港内の銀行出張所のほかに、台湾銀行指定のホテルや土産物店でできる (両替限度額は5000 USドル)。ただし、日本円からの両替は、台湾銀行とその指定店・ホテルに限られる。 でねでね、両替の時にもらう両替証明書は、出国のときまで絶対に大切に持っておくこと。 これがないと、残った元を日本円でも何でも、外貨に両替ができないので。毎回これがクレームの原因だったりして。 結構レートがいい両替所もあるけど、そういうところは大抵、両替証明書は出してくれない。使い切るならいいけど。 |
治安 これもカツラ先生に聞くのが一番かなぁ。でも私の中では、台湾は比較的安全。 でも、やはり日本人=金持ちというイメージはもうどこに行ってもぬぐいきれるものではないので。 やはりスリ・置き引きは、いますから。注意してほしいところ。 後はバスで移動したりする時なんか、これは台湾だけではなくて。他のアジア諸国でも起こりうるけれども 「物売り」の人たちが、わぁぁっと押し寄せてくることがある。 バスを降りる時に大勢の人に群がられて、ちょっとびっくりすることもあるけれど。そういう時、買うんだったら 買ってもいいけれど、もしいらないんだったら大声で断ること。日本語でも中国語でも。「プーヤオ」。 で、ちょっと困ってしまうのが、子供の物売り。かわいそうだと思う人も多く、一人の子から何か買ってしまうと、 他の子供たちが血眼で売りつけてくるので。それがいやなんだったら悲しいけれども、ここも無視するのが一番。 私とか知り合いの添乗員は、よく小さなお菓子を持ち歩いて、あげたりすることもあったけど。 で、この物売りに囲まれた時。何気にその中にスリがいたりして。時々やられることがあるので、 カバンはしっかり持っていきましょう。 ほとんどの台湾人は旅行者にとって友好的、親日的だけれども。 日本当地時代の記憶が多くの人たちの中に残っていることも事実なので、特にお年寄り。 日本語を理解する人も多いから、不用意な発言はしないほうがいい。 特に「支那」と「馬鹿野郎」はぜったい禁句。はなはだしく侮辱することになるらしいので。 「バカバカしい」「ばかげた」も誤解を招くので言わない。なんか「馬鹿」と言う言葉にはすごく敏感なので。 中国大陸に関することや政治的な話題も、する人はいないと思うけれども、避けたほうがいい。 |
*ここからは超個人的な独りゴチ* どこでもそうだけど、特にアジアに行く時は、やはりその国の歴史を簡単でもいいから知っていってほしいと思うのね。 というのも、やはりアジアの国々は日本との歴史上の絡みは多いわけで。今も解決してないことも多いけれども。 ただ行って、何か言ってしまって、で、問題になって。で、「知りませんでした」では、すまないと、私は思うわけで。 あちらの人は、歴史はやはり詳しいですよ。その時に何も知らないのは、日本人として恥ずかしいと思う。 別にどちらが悪いとか良いとかいう問題ではなくて。ただ、それに対して自分なりの考えは持っていてほしいわけで。 私は添乗員の時に、お客さんにそのような資料をお配りしていたことがある。飛行機の中でも読めるわけでしょう。 「日本の工業、台湾の農業」といわれていた時代。それに反抗してゲリラがずっとがんばっていたことや、そんな中、 日本人が虐殺された霧社事件とか。ちょっと知ってみたって良いんじゃないかな?うん。 |
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