リスボンに来る
日本からポルトガルに来る直行便はない。確か。
日本からだと確かパリで乗換えが一番多いように。
ロンドンから行ったんだけど、リスボンには格安航空会社はあまり入ってなくて
Easyjetもライアンも、リスボン行きはなかったんだなぁ
正規の値段の航空券しか見つけられなかった
入っているのはTAPポルトガル航空と、BAブリティッシュ・エアウェイズだったと。
1日の便数は多いんだけどね。だから機内は結構ゆとり。
ちなみにTAPはお勧め。ものすごくお勧め。
チェックインからサービスや接客スタッフの態度も凄くよくて機内食もばっちり。
こんな事いっちゃなんですが、ロンドンー日本間の日系航空会社の機内食の
内容・ボリュームもはるかに超えて美味しかった
たった1時間半の旅ですが、TAPの方が食事が豪華とは、これ、いかに。
いつも格安航空会社で機内食どころか飲み物さえ出ないのに慣れていた私は
食事が付くというだけで舞い上がっていたけれども
たまには良い物なんですね、ちゃんと料金払うのも
他のヨーロッパの都市からもそうかどうかは分からないけど
リスボンへ行くのは、そんなに安くは感じない
行ってからは凄く安いけどね。国に入る・出るは安くはありません
と書いていて、ちなみにロンドンからTAPでリスボンへの片道は12,000円でした。
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季節
我々はバリバリオフシーズンで、しかもどっぷり冬だったんだろう
着いたその日はとてもいい天気でしたが、翌日は寒い寒い寒い。
なんとなく、リスボン=南西ヨーロッパ=暖かいだったんだけど
甘く見ていました。しかもどこも石畳。足元から深深と寒さが来る
さらに、思いっきりの雨季だったでして
信じられないくらいの暴風雨。傘が壊れるくらい。建物のドアも閉まらないくらい。
さすがオフシーズンでしょう。
でも一旦晴れて太陽が出ると、あ〜たたか〜〜〜い
ぽかぽか。これがたまらんのでしょうな
ちなみにリスボンはヨーロッパでも一番過ごしやすいところなんだそうで
夏の時期がとても長い。しかもその間ほとんど太陽がサンサン。
シーズンは4月半ばから11月くらいまで、ステキな天気が続くらしい。
リスボンのホテルには冷暖房がほとんど完備
でもそのほとんどは有料。
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物価
ユーロ導入になって、もういまさら混乱はないけれども
やはり導入時に繰り上げてその分値段が上がったものは多いみたい。
それでも、安い。嬉しいくらいに、安い。
みやげ物も、低い予算で色々選べるし、それからさらに割引が可能。
レストランも安いし、でも量はたっぷり。
あ、でも、あまり中心地のレストランはお勧めしない
というのも観光客値段になっているから。スペインほどじゃないけど
少し離れたところのほうが安いしメニューも豊富。
博物館や遺跡なんかもほかの国に比べれば安いほう
さらにリスボンカードというカードがあって、それを使うと街中の交通が乗り放題
乗り物も安いし、リスボンから少し足を伸ばしてなんてことも
列車やバスの値段が安いので、意外と安くいける。
ホテルの値段も他の都市に比べたら安い方かも
でも夏のシーズンはやはり値段が2倍3倍になるのも確かだけど
それでもちょこっと安いかな。
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治安
もちろん観光客の多い所にスリは常識
そのほか夜になるとロッシオ広場辺りには、黒人の人が急にそこだけ多くなる
そしてそこに入ったとたんに、何か違った空気を感じるので、あまり良くはないのかもしれない
黒人の人=犯罪と結びつけるのは安易だし、良くはないと思うのだけれども
こちらのヨーロッパでは、ある程度の目安にはなる、と教えられたことがある
悲しい現実だが、ロンドンなどでもそういう町は治安が悪い所が多い
そして麻薬の売人。
これは、他の都市に比べて驚くくらい気軽に声をかけてくる。
ちなみにこの写真があるけど
これはコルメシオ広場といってリスボンの街の川沿いにある。時は夕暮れ。
この広場には、麻薬売人らしき怪しい男たちがうろうろしている。見れば分かる。
リスボン初日にして、いきなり弟が声をかけられてビビッタ所であります
まぁ声かけられても無視とか相手にしなければ相手はどこか行くと思うけど
多分慣れない人には怖い事でしょう。怖いと思います。はい。
東京の渋谷で慣れているはずの弟もビびりました。はい。
でも声をかけてくるのは男の人にだけで、女の私は見向きもされなかった。
まぁ、あとは外務省のページを参考に→ここをクリック
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観光
リスボンは、坂が、凄い。平らな所はあまりない。
サンフランシスコなんてモンじゃないくらい、坂かもしれない
しかも足元は石畳なので、とても足腰、疲れる
ケーブルカーやエレベーターが市民の日常の足になっているくらいだから
その土地の高低さはもう凄いです。階段もあちこちに。
市電も乗るととても面白い。
かなり急な坂もガタゴト上ったり下りたり
立って乗るときは気をつけたほうがいいけど。
冬のオフシーズンは、美術館や博物館の閉まる時間が比較的早い。
大体夕方4時くらいまでだろうか。そして、例外なくシエスタ(昼休み)は存在し
美術館なんかでも昼の2時間は休む所も多い。ので、観光は計画しといた方がいいと思う。
ガイドブックには書いてないけど、実際に行ってみたらシエスタだったとかもあるんで
ホテルで現地のガイドブックを貰って確かめた方がいいと思う。
あと月曜日や祝日は休みのところが多いので。注意でしね。
日曜はさらに閉館時間が早い場合もあるし、その一方で入場が無料な所もある
バロン地区はぜひ。その途中にある国立古美術館はなかなか面白い
われわれは雨をしのぐ意味もあったけど、観るのに3時間かかりました。
何気に日本の物がいろいろあって、これはどの美術館博物館もそうだけど
日本では、まずお目にかかれない一級品が見れる
で、有名なのが、この美術館の屏風
狩野派の作品で、観れば観るほど面白い。南蛮の貿易の様子を描いているのだけれども
きちんとね、日本人と南蛮人の書き分けがされていて、
その書き分けが、結構面白いのだな。きちんと二重とか、鼻の形とか
さらにそこの部屋はしっかり畳でイグサの良い匂いが漂ってまして
入ったとたんに「日本じゃぁ・・・・」と思うわけで。
なかなかよかった。
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