ロカ岬へ


実は、私はこのロカ岬へ行きたいがために、今回の旅にリスボンを加えたのであった
特に私が日本人でFar Eastなんて言われていた事もあるのかもしれない
とにかく、西の果てを見てみたかった、と



ロカ岬はポルトガルの大西洋に面する岬で
ここがユーラシア大陸の最先端といわれている場所
つまりは西洋の中でも一番西、にあたるわけで
特に日本人にはビビッと来る所だと思う

でもガイドブックには意外と書いてないのですよね。これが。
事前にいろんなガイドブックで調べて、ロンリープラネットの行き方で行ってみたけど


で、ロカ岬。
ここに着くまでの途中のバスが、もう最高
途中信号機がひとつもない田舎の道をゴトゴト走る

丘が続き、花がもう咲いていたりして
ここは天気がいいときにぜひ。

途中過ぎる町や村も、ポルトガル(南欧)って感じで
民宿もあったので、こういう所でのんびりも良いんじゃないかな



さすがオフシーズン。ほとんど人が、いない
でも夏の人でゴミゴミしたのよりも、こんな感じで周りには余り人がいないほうが
なんとなく最西端って感じなんだろうなぁ、としみじみ

隣にあるなんかの観測所も入れたけど、さびれ具合が、またなんとも言えない

この岬の下は断崖絶壁
下では潮が渦巻き、白い水しぶきを上げている
さらに遠くまで、ずっと絶壁
本当に我を忘れてボーっと見てしまう景色だった

ここにはレストランもあり、休憩も出来る

 


リスボンからの行き方


ロカ岬へはカスカイス経由かシントラ経由かの2つの行き方がある

我々はカスカイス経由で行って、シントラ経由で帰ってきたので、それを紹介

まずカイス・ド・ソドレ駅に行く。そこから出ているカスカイス行きの列車に乗る
料金は2ユーロしなかったような。凄く安い。
この列車では進行方向に向かって左側に座る
なぜならそっちの方が海側の景色が見れるから

ちなみに我々は11:04の列車に乗った
所要時間は30分ほど



カスカイスの駅に着いたら、そのまま右側の出口の方向に向かう

駅から出ると、信号を渡った向こう側に大きなショッピングセンターが見えるはず
そのショッピングセンターの下にあるバスターミナルからバスに乗る
いろんなバス停留所があるけど、我々のときはこの5番から出ていた

バス番号は忘れたけど、バス停の行き先にロカ岬(CABO DA ROCA)と書いてあるので直ぐに分かると思う
終点はシントラ行きとバスには書いてある、はず。
ちなみに我々は12:05のバスに乗車
所要時間は30分ほど

岬では1時間くらいのんびりしたい

すると帰りのバスは14:06がシントラ行きで、カスカイス行きは14:09
岬では両方とも同じバス停から出るのだが、行き先が違うので乗るときは注意が必要
我々は14:06のシントラ行きに乗車
バスの終点がシントラ駅の入り口だ

シントラでは王宮を見たりしてのんびりできる

シントラの駅からはリスボン中心地のロッシオ駅まで列車が出ている
我々は16:41発の列車にのる
こちらは近郊住宅地を駆け抜ける、内陸の景色が続く
所要時間は50分ほど。


カスカイス経由でも、シントラ経由でも、どちらも分かりやすさでいったら同じかな
ただせっかくなので、行きと帰りで違う方向から進むのがお勧め
時間でいったらシントラ経由の方が時間がかかる

 


シントラへ



行くまで知らなかったんだけれどもこのシントラという街は世界遺産、だったらしい
これはロカ岬であった姉妹の方が親切にも教えてくれたんだけど
世界遺産ということは、観に行く価値もあるなぁ、と思って、急遽シントラ経由で帰ることにしたのだった

ロカ岬からシントラへはまたバスだったが、この道路沿いにずっと線路が走っている
途中で草が生えたりコンクリートで埋まったりもしているので、昔使われたのだろうと思ったけど
もしここを列車が走っていたのであったら乗ってみたかったと強く思った

シントラの駅からテクテクと対岸の丘の上を目指す
そこにはドどーんと大きな2本の煙突を持った白い建物が。まるで要塞のようだ。
塀で囲まれた中世の都市。

もちろんどこもかしこも坂道で、歩き甲斐のあるところ




ところで、王宮に行く道の途中で下に下りる階段があったので、何も知らずに降りていったのだが
それはとても近道ではあったけれども、とても危ない所だったのかもしれない

階段を下りていったら、上の写真の寂れた民家というか廃屋というか、そんな横に出ました
周りには人影もなく。本当にやばい所だったのかもしれません
そんなこともあります、注意しましょ。


 
 
 


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