マドリッド MADRID


人口300万人。超都会。

特にトレドから来た我々は更に都会度を痛感する。

スペインの政治、経済、美術の中心地。

標高がヨーロッパの首都の中で一番高い所にある街らしく

夏は暑いが、冬は寒い、いわゆる温度の差が一年を通して激しく違う、らしい。

16世紀に、アラブ人の町からスペインの首都になったそうで

それまではあのトレドが首都だったそうで

よくもまぁ、あんな狭い土地で何とかなっていたなぁ、と思うくらい都会なマドリッド。



街の建物や人の雰囲気は何となく東京を思い出させる

店がいっぱい、人もいっぱい。

ここはDavidとMyriの出身地。

何となく気になっていて、さらにはヨウチャンも居たそうなのでますます気になっていて

ぜひ一度は来ようと思っていたところ。



さらにはあのゲルニカがある所。

私はこの絵を見るためにここに来たと言っても過言ではないくらい



ホテルにチェックインし、まずは近くを散策、王宮があるらしいので

まずはそこに行ってみることにする。

で、この王宮。期待していなかったのもあったんだけど予想以上に素晴らしい物であった。

中がね、最高。豪華絢爛。マドリッドで一番よかった。



もう、ため息が出る。コレにはカズも驚いたらしく、ただただ感動する我々。

特に昔の武器を集めた武器庫がすごかった。

馬の鎧なんてのもかっこよくて。愛犬用の鎧もあったりして

犬も戦場に行ったのかぁ、と。

ここに来てようやく、スペインの王様の名前の整理が付いた。


後で聞く所によると。

カズにとってはベルサイユ宮殿よりもこっちの王宮の方が感動したらしい。

英語が分かる人は、このガイドツアーで行くほうがいい。



美術館もゴロゴロ。

ここのプラド美術館もすごい規模。

8000点だって。

全体的に宗教色が強い絵が多かった気がする。

ベラスケスのラス・メニナスがあるのもここ



この絵も本物を見たかった。

バルセロナのピカソ美術館に行ったときに、ピカソの連作を見て

ピカソが見て、あんなにいっぱい描いた絵を、ピカソが見たそのものの絵を見てみたかった

ゴヤの裸のマハもあって、私はそのポストカードが素敵だなぁ、と思って買ったんだけど


とにかく、見ごたえありすぎ。

他にも見ないといけない美術館は多くて、結局梯子したりしたんだけど

結論。美術館は1日1つ、見るようにしましょう。

美術館ってかなり歩きまわっているんだね。

私は腰痛、カズはひざ痛に悩まされる。



それでも我慢して行ったソフィア王妃芸術センター。

オーディオガイドで隅々見て廻る。

ゲルニカはさすがに大きい。そして見所もいっぱい。

ダリのトラの絵があって感動。

ミロの彫金もあって、感動。

他には新鋭芸術家のコーナーが最上階にあったけど、

ここはいまいち良く分からなかった。



ティッセン・ボルネミッサ美術館は、幅広いコレクションでなかなかに楽しい。

ここで本物のゴッホ、セザンヌ、ルノワール、エゴンシーレ、ムンク。

他に我々が分かるようになったエル・グレコの絵もあったりして。

全くもったいない話よね。

 


食べ物


マドリッドにももちろんレストランはいっぱいある。

でも、どこもかしこも何となく観光客目当てって感じで、トレドのような地元感あふれる店は少ない

というか、今回は見つけられなかった。



シーフードレストランに入ったけど、日本人(アジア系)ということで2階に上げられる。

周りを見ると、みんな日本人、韓国人、中国人。

こういうところに、ひしひしと差別を感じる。

こういう差別を感じられるところが、外国なのであり、私は大切な事だと思うわけで。

日本にいたのでは感じられない、さらにはテレビの旅行番組で見ていたのでは分からない

どこに行ってもチヤホヤされると思ったら大間違いなわけで。



パエリヤを食べたんだけど、コレをサーブしてくれたスタッフはとても感じのいい人だった。

英語でちゃんと話してくれたし。ひょうきんで。楽しい人。

この人のために、私たちはチップを置いた。



次の日は近くにあるパブに入った。

いきなり入っていった我々を変な目で見る客たち。

私はこういうのは慣れているからいいけど、カズにとってはやはりショックだったに違いない。

だからといってそこで小さくなる必要なんかないし。

堂々と飲んでいればいいのだよ。

 


ホテル


今回泊まったホテルはインターネットで探した町の中心地にあるホテル。



ご覧の通り、何となくユースホステルを髣髴とさせる感じのホテル。

まぁ、実際にホテルじゃなくて、Hostelだったんだけどね。

値段はまぁまぁ安いし、とても便利な場所だったのでその点はよかった。

冷蔵庫がないので、洗面所に水を張ってビールを冷やしたり。

テレビはコイン式で50セントで1時間しか見られなかったり。

でも、まぁまぁ快適だったかな。

この前のトレドが良過ぎたからね。

 


おまけ


ここに来て我々は初めてショッピングを試みる。

私は食材が欲しかったから、エルコルティグレスに行ければ良かったんだけど

私の買い物はいつもの通り、オリーブとスープの素とパエリヤの素。

妹の為にカンペールにも行ってみた。

本当は私が欲しかったんだけど。予算もあるしねぇ。

なんて妹思いな姉。



でもカンペールで驚いた。

買い物しているの、みんな日本人じゃん。

店員に聞いたら、客の70%は日本人、らしい。

ちょっとお話しちゃったけど、日本人はお金持ち(リッチ)でいいね、だってさ。

皆が皆じゃないけどねって言ったけど。



カズも買い物を試みるも、予想以上に苦戦。

結局、我々は妹とキョウちゃんへ靴を買ったのみで終了した。

でも後から考えたら、スペインで買っておけばよかったなぁ、と思うものも多く。

一番物価は安かったし、革製品も安かった。

靴も一番安かった。

買い物はスペインで。学習学習。

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