螺旋階段
スパイラル ステァーズ
<いよいよ螺旋階段の温室へ。Palm House。すぐ横には噴水があり、その脇にはごらんの中国の獅子が。よく分からないが。>
園内の入り口のすぐ近く。ここのメインの建物のひとつである「Palm
House パームハウス」
この温室はなんと1848年に造られた、ビクトリア朝の温室。
モデルは同じく倫敦近くにある「クリスタル・パレス」だといわれている。
温室の周りには、これまた白い彫刻がずらりと並んでおり、一見何の建物か、分からない。
中には熱帯雨林の植物と、地下には小さいが水族館が入っている。
で、とうとう見つけた、お目当ての螺旋階段。
<周りは熱帯雨林なので、ものすごい湿度。外から入ってカメラを向けたら、カメラのレンズが曇ってしまった>
これが、周りとのバランスを考えると、とっても微妙で。
だって周りはジャングルなのに、その中にいきなりこのビクトリア朝の真っ白な螺旋階段でしょう。
なんか、イギリスらしいなぁ、と思ったりして。で、せっかくなので、上ってみることに。
<手すりの模様も、とてもきれい。上から階段を撮ってみる。すぐ横には熱帯の木があるのが、なんかおかしくて面白い>
階段を上りきると、そこは空中の廊下の様になっており、
上から植物を眺められるようになっている。でも、やはり周りの緑に浮かぶ階段の白が、なんとなく人工的で
ここが造られた植物の世界なんだ、ということを実感。
でもこの階段にも下の方には緑の苔が付き始めていたりして。白が緑に変わっている。
なんとなく、ラピュタの空中都市を思い出した。やはり自然の力のほうが強いと思わされるような。
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